■ハンドルに直結しているフロントタイヤでスピンが可能に
2013年にアメリカで発売され、たちまちヒット商品となったCrazy Cartは、もともとはキックボードで有名だったRazor社がリリースした電動カートだ。
Crazy Cartの最大の特徴ともいえる、クルクルと小気味良くスピンする走りだが、ハンドルに直結しているフロントタイヤがほぼ360度切れることで実現しているようだ。左右の補助輪も事務椅子のキャスターのように360度自在に動くため、ドリフト(っぽい)走行も可能なのである。
最高速度は約20km、充電12時間で最長連続駆動時間は40分ということだ。ただ注意が必要なのは、あくまでも子ども用カートということで、最大積載重量は63.5kgと定められている。対象年齢は9歳以上だ。また道交法上、特に日本では公道での走行はおそらく一切許されないものと思われる。
しかしながら、個人輸入や輸入代理店などを通じて日本でも入手が可能であるようだ。本体価格は399ドル(約4万200円)だが、送料や手数料を含めると9万円ほどになるらしい。ともあれなかなか楽しそうな電動カートだが、モーターと充電池の性能が向上すれば、今後ますます面白そうな電動カートが登場しそうでもある。
(文/仲田しんじ)
【参考】
・Gizmag
http://www.gizmag.com/aston-martin-crazy-carts/43905/
・Razor
http://www.razor.com/products/electric-ride-ons/crazy-cart/
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