アプリゲーム情報【アプリメント】

「この作品に出会えたことに感謝」アプリ史上最高レベルの評価『ひとりぼっち惑星』 人工知能の戦争と寂しい雰囲気がたまらない!!

――日夜膨大な量がリリースされるアプリゲーム関連情報。注目情報から世間の反応までを概観します。(週2回更新予定)

■『ひとりぼっち惑星』

1606_app108.jpgGoogle Play『ひとりぼっち惑星』より。

 独特で極上の雰囲気を持つアプリゲーム『ひとりぼっち惑星』をところにょり氏が制作、6月17日からAndroidで、6月20日からiOSにて配信を開始した。不思議な世界観を持つ同作にGoogle Play Storeでは平均4.6点という大満足のレビューがつき(6月24日現在)、「こんなアプリ…いや、作品に出会えたことに感謝します」「雰囲気と物語が最高です」「スマホアプリにしておくのは勿体無い! これは大勢の方にプレイして欲しいです」と異例の高評価が相次いでいる。

『ひとりぼっち惑星』の舞台は人の存在しない惑星。そこでは、“ジンコウチノウ”たちが戦争を行い、お互いを壊し合っている。プレイヤーは戦闘で壊れた“ジンコウチノウ”の残骸をタッチして部品を回収し、「“アンテナ”拡張」「ジンコウチノウの種類増加」「“電波”持続時間を延ばす」ことを目的にゲームを進めていく。

 まず「“アンテナ”拡張」だが、“あんてな”ゲージを部品を使って最大にすると、アンテナが拡張され“じゅしん”ゲージが解放される。“じゅしん”ゲージを最大にすると、“こえ”の受信状態に移行。一定時間が過ぎ、解析が終わると、“こえ”を読むことができる。この“こえ”こそが同作のストーリーのようなものであり、その内容にプレイヤーは「こえ読むたびに泣いてる」「素敵なメッセージ過ぎて涙腺にくる」と大好評だ。

 また、“そうしん”ゲージを最大にすると、送信機を作ることができ、タイプライターで文章を入力し、宇宙に送信することができる。これらの“こえ”はストーリーとは別で、他のプレイヤーの元へ届いたり、自分も他のプレイヤーのつくった“こえ”を受信することができる。この“こえ”に関しては「世界観守ってる人もいれば全く違う人もいる」との評判で、「どこかのだれかへ きょうはあめ あめがふるとあたまがいたくなります でもあめのおとはすきです そちらはどんなそらですか?」と素敵な“こえ”を送信している人もいれば「はあ はあ きみ ぱんつ なにいろ? てか らいん やってる?」という“こえ”を送信する異端な人もいるらしい。ゲームの世界観を守るためには、1人1人のユーザーの行動が重要なようだ。

 次に「ジンコウチノウの種類増加」だが、これにより“ジンコウチノウ”たちの戦争がスケールアップする。初期は地を走る“ジンコウチノウ”だけだったのが、空飛ぶ“ジンコウチノウ”や、ロケットやレーザーを使う“ジンコウチノウ”などが登場し、画面がにぎやかになる。

 最後に「“電波”持続時間を延ばす」。プレイヤーが“ジンコウチノウ”たちの戦争に唯一介入できるのが“電波”の使用。10分おきに使用できる電波で、ジンコウチノウを凶暴化させ、同時に、巨大なジンコウチノウを呼び寄せることができるのだ。これにより、一気にたくさんの部品の回収が可能となる。

 同作は基本的にはこの3つの要素でゲームを進行していく。とは言っても、同作はいわゆる“放置系ゲーム”。やることと言えば“ジンコウチノウ”たちが戦争を行うのを眺めているのが主だ。だが、同作の人気が非常に高いのはこの画面が素晴らしいから。シンプルで美しいグラフィックと、寂し気な音楽の融合に「ただ戦争を傍観してガラクタを集める作業も雰囲気と合わさることで退屈しません」「悲しい音楽と機械同士の無意味な戦闘と、そこから部品集めて宇宙にたゆたう声を聞くというコンセプト良すぎるだろ!」「飽きもせずに音楽ずっと聴いてられる… 人工知能が戦争してる場面のBGMが好き」と没頭するユーザーが続出している。

 この圧倒的な高評価のゲームはなんと、ところにょり氏がずべて1人でつくったというのだから驚きだ。1人で浸りたいときには、このゲームをお共にしてはいかがだろうか?

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