「anan」に続き「SPUR」に『おそ松さん』降臨! ファッション×アニメはオタク受けも良いのか……!?

1606_spur_1.jpg「SPUR」(集英社)8月号

 先月、「anan」(マガジンハウス)の表紙を飾り、話題となった人気アニメ『おそ松さん』が、今度はモード系女性ファッション誌「SPUR」(集英社)8月号に登場! ニートでおなじみの六つ子がファッション誌編集者になった姿が見られると好評だ。

「SPUR」といえば、これまで『ジョジョの奇妙な冒険』の荒木飛呂彦が手がけたイラストが表紙を飾った2011年10月号で、「岸辺露伴 グッチへ行く」という荒木とグッチとコラボした特集を組んだり、また14年10月号では、コンパクト版の表紙をドルチェ&ガッバーナを身にまとった『ベルサイユのばら』のオスカルが飾るなど、“ファッション”と“マンガ”をコラボさせた企画を展開してきた。

 その中で今回の『おそ松さん』特集とはいうと、「モードを着た『おそ松さん』」というタイトルで、“もし六つ子が「SPUR」編集者だったら”マンガを6ページで展開。マンガは「月間YOU」(集英社)で『おそ松さん』のコミカライズ版を連載しているシタラマサコが描き下ろしたもので、新人編集チョロ松をはじめ、編集長のおそ松、編集アシスタントのトド松、ベテラン編集の一松、スタイリストのカラ松、カメラマンの十四松が登場。シタラが実際の「SPUR」編集部から聞いたという“モード界あるある”ネタが組み込まれたギャグマンガとなっている。

 そんなマンガにも注目だが、個人的に「さすがファッション誌」と感服したのは、『おそ松さん』の見どころをポイントごとに紹介するページ。ポイントのひとつに「ファッショニスタが夢中になるプレイフルなグラフィック」と、『おそ松さん』のアートワークがファッション界隈でも注目を集める理由について、六つ子のファッションを取り上げるなど、ファッション誌ならではの目線で紹介している。また、付録の「ニートDEモードなステッカー」は、流行りのブランド・シュプリーム風のデザインで、普通にオシャレでかっこいい。

 近年、今回の『おそ松さん』特集のように、ヒットしたアニメやマンガが女性ファッション誌で取り上げられる……という事例をたびたび目にする。昨年も「FRaU」や「VoCE」、「ViVi」(すべて講談社)で『進撃の巨人』の特集が組まれ話題となった。

 アニメ&マンガ特集を組むファッション誌の中には、売り切れ続出となる雑誌もあったりと、オタクたちの間でも好評なので、このムーブメントは当分続きそうだ。
(文/月島カゴメ)

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