人気アニメ『くまみこ』、誰得シリアス最終回で、脚本家も“逃亡”するヤバイ状況に……!?

 さらに、原作者・吉元ますめ氏は自身のブログ(「yoshimasu。」)で
「私は脚本をチェックするのは断りました
 プロだから、お任せしました
 なのでこんなことをいう資格はないですが
 ないので原作ファンとして感想を言わせて貰えれば
 よしおのあの発言は、酷いなあ
 と思っています
 宜しくお願いします」と心境を綴った(現在は削除済み)。

 これによって「原作者が叩くぐらいだから、俺たちが叩くのも当たり前」とばかりに、一言言いたいファンが活気づき、「アニメオリジナルの11、12話の展開について」騒動に火に油を注ぐような状況を招いてしまっている。

 ただ、この文中にある“よしおの発言”とは、イベント登場直前、逃げ出してしまったまちを探す良夫(まちの従兄、村役場で働く「町興し」企画の中心人物)の、「熊出村の昔話、ひーこも知ってるよな? 娘を生け贄として差し出していたって話。それってさ、巫術を持った娘巫女のことだと思わないか? あいつには酷だけど、まちに村の代表として、みんなの為に頑張って欲しいんだよ」という発言だろう。

 たしかに「町興しのために、まちに生贄になってもらう」とも読み取れる発言で、あまり頻繁にブログを更新しない吉元氏が、思わず一言言いたくなるのも理解できる。

「脚本家さんに話題が集中してしまっているようですが、ベテランの監督と若手の脚本家だったら監督の意見が通りやすいでしょうし、逆もまた然り。また、監督も脚本家も若手だったり経験が浅かったら、プロデューサーや原作元が主導する場合もあるそうですから、今回のストーリーを誰が中心になって作り上げたかは、製作委員会の中の人じゃないとわかりません。ただ、吉元さんのブログからしても、原作者との対話不足が賛否を招くアニオリとなってしまった一因となったのではないでしょうか」(元アニメ誌ライター)

 数ある春アニメの中でも屈指の人気作だっただけに、優秀の美を飾れなかったのは残念だが、まちちゃんが可愛く、熊出村のほのぼのとした日常が(中盤までは)楽しかったのは間違いない。原作も連載中なのだし、賛否両論となってしまったこの第拾壱、第拾弐話を吹き飛ばすような新アニメが登場することに期待したいものだ。

くまみこ 壱 - くまぼっくす - [Blu-ray]

くまみこ 壱 - くまぼっくす - [Blu-ray]

ヤンキーの響ちゃんも可愛かったので、もっと出番があるといいと思います

人気アニメ『くまみこ』、誰得シリアス最終回で、脚本家も“逃亡”するヤバイ状況に……!?のページです。おたぽるは、アニメ話題・騒動の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!