人気アニメ『くまみこ』、誰得シリアス最終回で、脚本家も“逃亡”するヤバイ状況に……!?

1606_kumamiko.jpgTVアニメ『くまみこ』公式サイトより。

 東北の某山奥に位置する熊出村のさらに奥にある熊出神社には、神社に巫女として仕える中学生の少女・まちと、なぜか人間の言葉をしゃべるヒグマのナツがいた――『くまみこ』はそんな設定のもと1人と1頭が送る田舎の愉快な日常と、何かと不憫なまちちゃんの可愛らしさをたっぷりと愛でることができる、吉元ますめ氏による人気マンガ(KADOKAWA メディアファクトリー刊)。

 4月から放送を開始したTVアニメも好調で、「まちちゃんかわぇぇぇ!」「今春覇権アニメ候補」「これは売れる」と大好評だったのだが、19日に放送されたばかりの最終回・第拾弐話「決断」以降、ファン・アニメ制作スタッフ・原作者それぞれに動きがあり、悪い意味で盛り上がってしまっているようだ。

 原作マンガも連載中だけにクライマックスの第拾壱、第拾弐話は町興しのため、まちを巫女アイドルとして売り出すべく、仙台で行われる「東北アイドル自慢コンテスト」に出場させるというTVアニメオリジナルの物語が展開。だが人見知りでプレッシャーに弱く、都会に憧れつつコンプレックスも抱える彼女だけに、お話は終始ダウン気味で進行していく。

 一応、プレッシャーとストレスに耐えながら、逃げることなく「東北アイドル自慢コンテスト」に登壇、駆けつけたナツの応援もあって、まちは賞を受賞するぐらい頑張った――のだが、結局都会の仙台民から石を投げられ、「田舎ものとも言われた」などと言い出すなど、まちは被害妄想から脱することもなければ、「都会の高校になんか行かない!」と第壱話での自らの発言を撤回、「さらに考えなくて…いい? 何も…やらなくていいの?」と、『機動戦士ガンダムZ』TVシリーズ最終回で精神を崩壊させられたカミーユを彷彿させる状態を見せ、せっかく一山超えたのに、成長を感じさせることなく、そのままクライマックスを迎えてしまった。

 これには、「まちちゃんが退化しちゃってるじゃねえか」「精神やられて、何も考えないアホの子になってしまった…」「これ、バッドエンドだよね?」と、これまで『くまみこ』に好意的だったファンの一部からも、多くの非難の声があがった。だが、ここで済んでいれば、ほのぼの日常アニメのクライマックス周辺でよく見受けられる、“誰得シリアス展開”がまた展開されてしまった……ということで話題も収束していたことだろう。

 ところが、この一部ファンから寄せられるバッシングが効いたのか、脚本家・ピエール杉浦氏は5年間続けてきたTwitterアカウントを削除するという、ファンから「逃げるつもりか」「脚本家本人による黒歴史認定www」と言われるのもしょうがない行動に。

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ヤンキーの響ちゃんも可愛かったので、もっと出番があるといいと思います

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