NHKでBL特集!「腐女子への配慮が嬉しかった」番組MC指原莉乃に賞賛の声!?

1605_sashiharakageki.jpg『指原(さし)ぺディア』公式サイトより(HKT48・指原莉乃と、BL漫画家・影木栄貴)

 12日、HKT48の指原莉乃がMCを務める「知りたいけど聞けないこと」に迫る検索情報バラエティ番組、『指原(さし)ぺディア』で“BL(ボーイズラブ)特集”が放送され、ネット上で話題になっている。腐女子嗜好を隠す人も多く、これまでテレビ番組でBLが特集されるたび、「地上派ではやめてくれ……」と批判が多かっただけに、放送前には腐女子から不安の声も上がっていたが、放送後は、「腐女子にも非腐女子にも偏見なく伝わる感じ」「BLを知りたい人にはわかりやすかったんじゃないかな」と、意外にも批判よりも好意的な意見が多く上がっている。

 番組では、BL初心者の指原がBLについてリサーチ。BLマンガ『LOVE STAGE!!』(KADOKAWA)の作者でDAIGOの姉としても知られているBL漫画家・影木栄貴の仕事場を直撃し、BLの魅力や人気の秘密を尋ねたり、BLマンガ誌『MAGAZINE BE×BOY』(リブレ)の編集者に「クズBL(どうしようもないクズが登場するBL)」「枯れ専(好きな相手がおじさんの物語)」といったジャンルの存在を教わった。また、『BL進化論』(太田出版)の著者・溝口彰子氏をスタジオに招き、BLの歴史も紐解いていった。萩尾望都の『ポーの一族』(小学館)など、70年代に「少年愛」を描いた少女マンガがBLの走りとされており、ギャグに少年愛の要素をまぜた『パタリロ!』(白泉社)によって世にBLが知られていくようになったという。番組VTRに出演した『パタリロ!』の作者である魔夜峰央氏が制作秘話を語る一幕もあった。

「指原さんは、番組冒頭、腐女子の複雑な心情を察していたのか、『慎重に勉強していきたいなと思う』と発言。BLについて知るうちに、『枯れてるクズが好き』と純粋に興味を持ち始めたり、終盤には『どんどん進化していくBLに興味が出たし、一つの作品としてちゃんと見たいと思った』と前向きにコメントしています。BLがセンシティブな題材であることを理解してくれている様子が伝わったのか、腐女子たちからも好感度が高いようです。NHKでは、過去に『あさイチ』でオタク女子を特集した際、声優ファンのことを、蔑称である“声豚”と紹介したことで、ネットでは騒ぎになりましたが、今回はそういったことはなく、指原さんにも番組にも好意的な意見が多い。指原さんの腐女子に対する配慮だけでなく、影木さんや魔夜さんといったマンガ家や、溝口さんといった有識者を出演させ、“BL”を深く掘り下げた番組づくりも、高評価へとつながったのだと思います」(オタクライター)

 ちなみに、番組の最後には、影木氏が描いた男の子バージョンの自身のイラストをプレゼントされ、喜ぶ指原の様子も。「受けなんですか? 攻めなんですか?」と興味津々に影木氏に質問し、「どっちがいいですか?」と聞かれると、すかさず「攻めでお願いします」と答えるなど、すっかりBLの世界に魅了された様子の指原。“BL好き”を公言する日も、そう遠くないかもしれない……?

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