『THE ORIGIN』プロデューサーは前野智昭の人気を知らずに起用!? 柿原徹也と合わせて意外な結果に

1606_gundam.jpg左:『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』、右:『機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY』、各公式サイトより

 今年も『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』と『機動戦士ガンダムUC』の、TV放送、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起』(以下、『THE ORIGIN III』)の劇場公開、有料配信から始まり今月25日から劇場上映となる『機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY』(以下、『サンダーボルト』)と、何かとタイトルの公開が多いガンダムシリーズ。

 そんな『THE ORIGIN III』の谷口理プロデューサーと『サンダーボルト』の小形尚弘プロデューサーがクロストークするというイベントが、今月3日開催。その中で、『THE ORIGIN』のガルマ・ザビ役の柿原徹也と、原作にいなかったオリジナルキャラであるリノ・フェルナンデス役の前野智昭について、意外な事実が語られる一幕があったという。イベントに参加していたという40代男性がその様子をこう語る。

「谷口プロデューサーが実は声優に詳しくなかったと告白して、柿原さんは知ってたらしいんですけど、前野さんがどれだけ人気があるかを知らずに起用したそうで、『なんで人気なんだろうというのも知らなかった』と話してました。さらに、谷口プロデューサーはその結果についても実感を話してて、『前野くんの方が柿原くんよりも人気があった』と一度口にした後、ヤバイと思ったのか『……どっこいどっこいでした』と、修正してみたりして、結局どっちなんだと、かえって意味深な感じになってしまっていましたね」

 どうやら内情は、“本当に大丈夫か?”と、聞きたくなってしまうようなキャスティングだったよう。しかし、これが意外な結果をもたらしたという。

「やはり声優の人気が顕著に出たのでしょうかね。谷口プロデューサーによると、『すっごい女性のお客さんが入ってくれた』と、話していたんです。それを聞いた小形プロデューサーは、『サンダーボルト』が、おっさんキャラばっかりというので嘆きつつ、ちょっと羨ましそうにしてましたよ」(前出の40代男性)

 さらに、柿原については、こんなトークも。

「谷口プロデューサーは『彼は遠慮しない』『自分の世界がある』とコメントしたり、小形プロデューサーも『いくら池田(秀一)さんでも遠慮しない』と、(柿原が)かなりマイペースな感じであることも言及していました」(前出の40代男性)

 ちなみに、トークショーでは第4話『機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜』にもオリジナルキャラが出演すると明かされたのだとか。今回の前野に味を占めて人気声優の起用もありえるのか? 今秋とされる公開が楽しみなところだ。

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それだけ人気ではなく実力本位で選んだ、という話なんですかね

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