新ドラマ『朝が来る』放送開始! 女優・川島海荷が挑む“才能と覚悟”

1605_kawashima.jpg川島海荷オフィシャルブログより

 うーむ。はがゆい。なんともはがゆい。誰あろう、川島海荷である。

 おそらく、ここを読んでいる方であれば、その名前も顔もご存じだと思うが、もう一歩、もう一歩何かが足りないのである。

 川島海荷を最初に知ったときのインパクトは大きかった。

 ちょうど今から10年前の2006年、TBS系のドラマ『誰よりもママを愛す』の第一話だった。

 当時、ジュニアアイドルファンの間で人気の高かった藤井玲奈(現・藤沢玲花)が出演するとのことで見たのだが、共演していた川島海荷の魅力に「この娘は誰だ?」とざわめき立ったのを覚えている。その時、川島海荷12才。ドラマ初出演であった。

 整った顔立ちに、少年のような純粋さを感じさせる、まっすぐな瞳。そこに吸い寄せられるかのように、私は彼女のファンになった。

 翌年、彼女は同じ事務所のメンバーで構成されていたアイドルユニット「9nine」に加入。女優とアイドル、2つの顔を持って活動することとなる。

 彼女の名前が世間に知れることになったきっかけのひとつが、08年のTBS系ドラマ『ブラッディ・マンデイ』で、三浦春馬演じる主人公の妹を演じたことだろう。天才ハッカーである兄が立ち向かう敵に狙われ、誘拐されたり逃亡したりと、ハラハラさせられる展開を迫真の演技でこなした。

 その後も、女優業での評価は高く、翌09年には映画『携帯彼氏』で初主演を果たし、多くの人気タレントを輩出している「カルピスウォーター」のCMにも抜擢された。

 一方で「9nine」としても人気は上昇。10年のオーディションによるメンバーチェンジでも残留、動員も増えていき、14年には日本武道館公演を成功させるまでになった。

 そんな順風満帆に見える活動だが、彼女のポテンシャルの高さを考えると、今ひとつ壁を越えられずにいるようなもどかしさもあった。

 映画にしてもドラマにしても、女優としての代表作が欲しいところであるし、世間的にももっと評価されてしかるべきではないかと思うのだ。

MajiでKoiする5秒前

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ずっと まえからー♪

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