判子絵を忠実に再現した韓国版『アイドルマスター』のPV公開!! 素晴らしい楽曲のクオリティに「アイマス関係ねえええええ」

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YouTube『B Team “One for All” 』より。

　今月6日、インタラクティブメディアミックスは、バンダイナムコエンターテインメントの人気ゲーム『アイドルマスター』（以下、『アイマス』）の、韓国ドラマ版キャストオーディションの一次合格者19名によるオリジナル曲のPV映像を公開した。その楽曲の意外なクオリティの高さに「K-POP好きだった身からすると結構好き、アイマス全く関係ないけど」「中々良いっすな、アイマス全く関係ないけど」「普通に良い楽曲。アイマス全く関係ないけど」と“P”たちがざわめいている。

　原作ファンから叩かれるケースが多いアニメの実写化だが、韓国版『アイマス』は別。実写ドラマ『アイドルマスター.KR』のキャストオーディションの結果が発表された時から、「判子絵の再現度が素晴らしい」「アゴの形がみんな同じなのとかもアニメを尊重してるね」「すげええ！ 髪型でしか見分けつかないとかやるじゃん！」と、忠実過ぎる再現度で“P”たちから一目置かれていた。

　そして今回ついに待望のPV公開。一次合格者19名が2チームに分かれて出演している映像では、10日間にわたるトレーニング合宿中に、歌と振付に3日間、撮影とレコーディングに2日間、計5日間かけて制作されたものとか。ドラマ用の楽曲に19名のメンバーによる音源と振付を入れて撮影したテスト版PV映像となっている。

　Aチームの「夢を…Dream」は、タイトル通り夢を叶えるために頑張る女の子の気持ちを歌った曲。辛いことがあっても夢を捕まえる、という想いがロマンチックに描かれており、視聴者からは「バリバリK-POPでワロタ」「どこがアイマスなんだよ」「普通のアイドルグループだった」「なんでこれがアイマスなんだよ」と、“なんでやねん”“どこがやねん”コール。

　Bチームの「One for All」は、願いを叶えるためにもう少しだけ頑張ってみよう！ と元気づけてくれる応援ソング。躓いてもまた新しく始めればいいという前向きな気持ちを歌いあげた、さわやかでポップな曲に仕上がっており、「アイマス関係無くね？」「ここまでコレジャナイ感たっぷりな映像は初めてみた」「アイドルマスターってなんだっけ」「アイマスとは一体……？」と、あまりの衝撃に記憶喪失になるものまで現れた。

　しかしそんな中でも熟練のPになると「『Dream』に『One for All』だから本家へのリスペクトが厚い」「ピンクとか奇抜な髪の色を避けてアイマスっぽさを出してるんだな、ウンウン分かる」「アイマス曲にいままでなかった感じの曲でこれは新鮮な試み」と、本家との関連性を発掘・公表してくれている。

　だが、やはり圧倒的に多い意見は「アイマス関係ねえええええ」というものと、「曲は良いんだから普通のアイドルとして売り出せよ」といったもの。

　本家の『アイマス』と言えば、今月7日に発表されたオリコン週間アルバムランキングで、『デレマス』のアルバム「THE IDOLM＠STER CINDERELLA MASTER Cute jewelries！ 003」（日本コロムビア）が、発売初週で3万2,936枚を売り上げ、シリーズ初の首位を獲得するなど絶好調。この人気にあやかりたい韓国版実写『アイマス』であったが、それが結果的に反感を買い、せっかく良い楽曲も「おいおいなにやってんだアイマスの曲はもっとダサくないと」と、良過ぎて酷評されるというなんとも奇妙なことに。果たして韓国版『アイマス』は今後どうなっていくのか。現在公式サイト上ではドラマ出演をかけて一般投票が行われているので、万が一興味があればお気に入りのアイドルに投票してみよう。