高橋李依&堀江由衣が続投決定で早見沙織も追加!“えこひいき”された中田譲治は退場に【まほプリ(ほぼ)全話レビュー】

1606_mahopri18.jpgABC放送『魔法つかいプリキュア!』公式サイトより。

『魔法つかいプリキュア!』(以下『まほプリ』/テレビ朝日系)をオタク目線で毎週追っかけてお伝えする、【まほプリ(ほぼ)全話レビュー】。6月5日放送の第18話「魔法界再び!リンクルストーンを取り返せ!」は、プリキュアvsガメッツ(声:中田譲治)との決着が描かれた。

 さて、先週に引き続き、このレビュー原稿を書いている最中に、公式の後期主題歌情報が飛び込んできた! OPは7月3日から『Dokkin◇魔法つかいプリキュア !Part2』へ変更。同曲は作詞を引き続き森雪之丞先生が担当。プリキュアが3人になったからこそ挑戦する夢があるというテーマも盛り込むらしい。一方、EDはヒャダインこと前山田健―作曲の『魔法ア ラ・ドーモ!』だそうで、こちらも高橋李依、堀江由衣の続投とともに早見沙織も加わるらしいのだが、とりあえず30代のアニメ好きおっさんが真っ先に思い浮かべたのは、東京ミュウミュウのEDの歌詞「ア・ラ・モードだね。(あら、どーも)(^_^;)」だった。

 関東甲信地方が梅雨入りしたその日に、紫陽花のカットから始めるという、エスパーすぎるスタッフさんたちへ脱帽せざるを得ないアバンからスタート。先週、不注意からガーネットをガメッツに奪われてしまって肩を落とすはーちゃんを慰めているところに、ある日プリチケがどこからともなく届く女の子かのようにガメッツからの“果たし状”が届き、魔法界の最果て島を決戦の地に指定してくる。

 そこでナシマホウカイから魔法界へ急行する2人。これまでに魔法界で登場した補習仲間や、ロレッタ(声:川澄綾子)を始めとした元“引きこもり”人魚たちが再登場。極めつけはペガサスの親子がやってきて、嵐を抜けた先に浮いている最果て島へ向かうのだが、その様子は、「ラピュタは本当にあったんや!」と、言いたくなってしまうもの。

 それにしても、ガメッツとの決戦の地は宮本武蔵と佐々木小次郎の巌流島の決戦でも意識したのか遠すぎ! ガメッツも「もっと近くにすれば良かったか……」と、さすがに反省する一方で、みらいは「待っててくれるかな?」と、まるでデートの待ち合わせのような言い方。到着したら「来たよー!」と、友達のように声をかけたりとなんとも脱力気味な戦いの火ぶたが切って落とされた。

 いよいよガメッツは、全力を解放。背中の甲羅が光って割れたかと思うと、8頭身のイケメンに変身! 戦いを見守るバッティ(声:遊佐浩二)が、「ドクロクシー様が特別に与えたという力」と解説しており、実はガメッツが“えこひいき”されていたことも明かされる。16話で散ったスパルダさんの変身とは差がありすぎ、スパルダさんがちょっと不憫になってきた……。

 敵にしては珍しく「紅いプリキュアで来い!」と、ルビーでの変身を“ご指名”し、魔法(物理)の打ち合いでプリキュアを圧倒! 動けなくなった2人をはーちゃんが身を挺して守ろうとするなか、リンクルスマホンの謎の力が発動する。それに気づいて、標的をはーちゃんにしたガメッツの前に、「戦う力だけが強さじゃない!」「誰かを思う気持ちも強さなのよ!」と覚醒したプリキュアが必殺技を放つ。たぶん腹に風穴が開いているなかガメッツは「全力を尽くせる強敵と出会えたこと悔いはない」と、武人らしい潔い最期を迎え光となった。

 今回の作画監督は『ドキドキ!プリキュア』24話でシリーズ初作監デビューした赤田信人氏が担当。次回予告を観ていると舞台は魔法界のようだが、『機動戦士ガンダムZZ』から続けたところで、『機動戦士Vガンダム』を観た時のような、えらい絵のタッチが変わっている印象を受けたのだが……。バッティの命運と作画に少々の不安を残しつつ、次回もワクワクもんだぁ! という気持ちで待ちたいところだ。
(文/ティエリア88)

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はやみん、最近歌の仕事増えましたよね

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