「ここまで書かないとオタには伝わらないのか」声優・大橋彩香のライブマナー注意が当たり前のことすぎると話題!!

1606_ohashiayakalive.jpg『大橋彩香』公式サイトより。

 6月2日、ワンマンライブを直前に控えた(6月5日開催)、声優の大橋彩香の公式サイトで『ライブ観覧におけるマナーご協力のお願い』といくつかの注意事項が提示されたのだが、その内容が「ここまで書かないとダメなのか」「ちょっと意味わかんない」「ギャグだろ?」と話題になっている。

 サイトでは「会場内での迷惑行為によるコンサート環境の悪化を防止し、ご来場いただきましたお客様に安心してライブをご覧いただけますよう以下の注意事項をご確認の上、必ずお守りください」という前置きのうえ、「カメラなどの録音録画機器の持ち込み、使用の禁止」「公演中の携帯電話の使用禁止」「モッシュ行為・ダイブ行為禁止」といったよくある注意事項が提示された。

 しかし「円陣を組んだり、肩を組んだりするような大幅なスペースの確保禁止」「ヲタ芸、タオルなどを振り回したり長時間掲げたりする際は注意を」「公演中、適切でない箇所で大声を張り上げる等、公演の妨げとなる行為禁止」「故意、過失に関わらず、物を投げることは禁止」と、やけに細かく具体的になっていき、さらに「大きな音の出るものや周りの方に当たってしまう、迷惑のかかる可能性のあるもの(メガホン、笛、タンバリンなど楽器類)の使用は禁止します」といったものまで丁寧に表示された。

 これには「幼稚園かな?」「オタってこの程度のことまで注意されるほど社会性ないの?」「ここまで言われなきゃダメなんだからほんとガキの集まりだよな」「これだけ言われなきゃ分からないって動物園かよ」と、“当たり前すぎるだろ”といった声が続出することに。しかし、ここまでしないといけない理由が、過去の例を見るとよくわかる。

 2010年、声優の榊原ゆいが歌っている途中にサイリウムがステージに投げ込まれたという事件があった。これには榊原がブログ「LOVE×log」で怒りを露わにし「危ない事なんだって気がつかないんでしょうか?」「一部の人達の非常識さが残念で仕方ありません」と綴っていた。さらにこの際と言わんばかりに他のマナーについても言及し「わざと変な声で『ゆいにゃ~ん』とか言う人だって、ただの冷やかしですからね。そんなの応援でもなんでもないですし」と、注意を呼びかけていた。

 13年のZepp DiverCity Tokyoで開催されたアニソンライブイベント「@JAM2013」では最前列に8名ほどの集団が陣取り場所を確保、自分たちに近づく客には暴行を行って剥がし、流血騒ぎにまでなっていたという。

 15年の声優ユニットμ’s(ミューズ)のライブ「μ’s Go→Go! LoveLive!2015 ~Dream Sensation!~」では出演者が客席に投げたチョコを幸運にもキャッチしたファンがほかのファンに襲撃され、チョコを奪われたうえ、目などを負傷し医務室に運ばれ、その後のライブが見れなかったという。また、上級ラブライバーが他のファンに振りを強要していたという目撃情報&体験談もあった。

 このようなことから、今回は“当たり前すぎる”マナーをいちいち提示することになったのだろう。幸いにも、大橋のTwitterなどを見ると、5日のワンマンライブは盛況の中、無事終了したようなので何よりだが、今後もファンにはマナーとルーツを心がけ、こんな当たり前なことを公式が心配するようなことがなくなればよいのだが……。

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