ロリコンか顔で判別する技術をイスラエルの企業が開発!

ロリコンか顔で判別する技術をイスラエルの企業が開発『FACEPTION』公式サイトより。

 5月下旬、アメリカの有力紙『ワシントンポスト』が、顔を解析しただけで人の素性がわかる技術が開発されたと報道した。その技術ではテロリストの判別のほか、社交的な人間、天才、凄腕のポーカープレイヤー、そして“小児愛者”、つまりはロリコンかどうかを顔によって識別できるという。この画期的な技術に対してネット上のロリコン紳士たちからは、「人は見かけによるってことか」「俺たち終了のお知らせ」「最大のピンチ到来」との声が上がるなど、“なぜか”危機感を覚えているようだ。

 このものすごい技術を開発したのは、イスラエルの企業・フェイスプション社。同社の最高経営責任者のシャイ・ギルボア氏は「私たちの人格は、自分の持つDNAによって決まり、自分の顔に反映される」と語っている。実際、ポーカーの大会でプレイする前の参加者50人の顔を解析し、4人の優勝候補を選出したところ、なんと決勝に残った3人中2人が解析によって選び出されたプレイヤーだったという。ギルボア氏が言うには、今のところ80%の精度を誇るそうだ。

 この革命的な開発に「な、なんだってー!」「人間やっぱりやっぱり顔か……」「本格的に昔の漫画やアニメで語られた超科学的な事象が現実になりそう」「人を見た目で判断しようってのは大分失礼なことだけど、AIの進化にはワクテカですな!」「俺みたいなキモメン髭面は即行で刑務所行き決まりそうなテクノロジーだなぁ」と、その技術力に驚いているようす。また、「完全にサイコパスじゃん!」「顔だけで犯罪係数測られるのか、サイコパスもビックリだな」「リアルサイコパスまったなし」と、アニメ『PSYCHO-PASS』(フジテレビ系)に登場する、人間を分析し数値化する“シビュラシステム”を思い出した人も少なくなかった。

 この技術に対して専門家は、倫理的な問題や技術を有効的に活用するにはまだまだ問題があると指摘しているのだが、「テロリスト顔とかロリコン顔の人は何もしなくても捕まるのか」「近い将来、警察が導入したAIが自動判断して、『この顔は将来犯罪者になる顔だ』とか進言して逮捕される時代が来る」「ジョージオーウェルもびっくりなディストピア」と、やけに悲観的な声も上がっている。

 また、一部からは「あぶりだされるからやめろ」「なんでこんなの開発するんですかね!」「これアカン奴やって!“できること”と“していいこと”は違うんだよ…」「とりあえず俺のことは見るな。いや、見ないでください」「テロリストはともかく、手出してないなら別にいいだろ放っといてくれよ!!」と、何かしら心当たりのある、一部の人たちは恐怖におののいている。だが、「俺をこの検査機にかけろ。ロリコンと出たらこの機械を信じてやるぜ」と主張する勇者も現れる事態に。

 ワシントンポストは、フェイスプション社がすでにロリコン……ではなくテロリストの識別に役立つ国土安全保障の代理店と契約を結んだ、とも報道している。しかし、精度80%程度ではまだ不安定な数値だといえるだろう。イスラエルの会社が開発した技術は将来的に普及するのか、また違った活用方法が登場するのかいずれにせよ注目である。

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