スナック菓子に雪球、何でもござれ! こだわりの“自家製マシンガン”を作成するYouTuberたち

1605_cmg.jpg「Nerdist」より。

 スナック菓子「カール」のチーズ味のような「チーズボールスナック」は日本以上に海外で人気があるのだが、これからはチーズスナック好きをうかつ宣言したが最後、イヤというほど口の中に放り込まれてしまうかもしれない。先日、“チーズボールマシンガン”が開発された。

■ガトリング銃テイストの“チーズボールマシンガン”

 この“チーズボールマシンガン”を開発したのは、さまざまなDIY発明品をYouTubeチャンネルで紹介しているYouTuberのベン氏。

“チーズボールマシンガン”紹介動画 「NightHawkInLight」より

 チーズボールマシンガンについては、いくつかのリクエストが数カ月前から寄せられている中で、庭掃除に使うリーフブロワーを使って作成することを思いつき、今回のガジェット作りを実現したということのようだ。

 動画では作り方も解説されており、PVC製のパイプや大型のプラ容器などを工夫し、組み合わせて作成する様子が綴られている。チーズボールの発射のメカニズムには流体力学が応用されているということで、ブロワーは一定の風力で風を放出しているのだが、内部で少しばかり空気が圧縮されて圧力が増すようで、スポンスポンと小気味良くチーズボールが発射されている。動画を良く見ると発砲の瞬間、ポリ容器のフタの部分がペコンペコンと空気圧で膨らんでいるのがわかる。

“タマ詰まり”を防止するためにポリ容器の底の部分に取り付けられた、ハンドル式の攪拌棒を回しながら打ち続けると、まさに旧式のガトリング銃のような演出にもなり雰囲気も盛り上がりそう!? 威力もなかなかのもので、動画では岩に当たったチーズボールが粉々に砕け散っているシーンも。スナック菓子と侮るなかれ、直接口で受け止めようとすれば大惨事になりそうだ。

■雪合戦に勝つための“スノーボールマシンガン”

 庭の落ち葉などを吹き飛ばすリーフブロワーだが、工夫次第ではチーズボール以外にも、さまざまな“マシンガン”を作ることができるようだ。米・カリフォルニア州サンフランシスコのYouTuber、マーク・ローバー氏が、親戚の子どもたちとの雪合戦でいつも集中砲火に遭い負け続けている現状を挽回すべく、“スノーボールマシンガン”を開発。

“スノーボールマシンガン”紹介動画 「YouTube」より

 チーズボールマシンガンと同じく、ホームセンターでそろえたパイプや金属部品を使い、DIYで射出機構を作成。15個の雪玉を装填できる弾倉は一瞬にして(1秒以内で)撃ち尽くされてしまうが、あらかじめ幾つか弾倉を用意しておくことで、集団で襲い掛かってくる子どもたちを撃破することができるという。

 リーフブロワーは電動ではなく、ガソリンエンジンタイプのもののようで、本体を背中に担いだ姿はまさに映画『ゴーストバスターズ』の幽霊退治作業員だ。発射速度はトリガーの握りこみで調節できるようで、あまり大人気なく子供たちを攻撃しないでも済むようだ。

 動画でも作成風景が綴られているが、詳細に作り方が詳細に解説されたPDFのリンクも用意されている。冬のアクティビィティを考えるのまだまだ先のことになるが、今から雪合戦の“戦争準備”をしたい向きは参考にしてみてはいかが!?
(文/仲田しんじ)

【参考】
・Nerdist
http://nerdist.com/you-dont-need-a-cheese-ball-machine-gun-but-you-will-want-one/

・Digital Trends
http://www.digitaltrends.com/cool-tech/ex-nasa-engineer-builds-snowball-machine-gun/

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食べ物で遊ぶな! という気分に、ちょっとなりました

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