「ミルキィホームズ」が声優業界で横行する“百合営業”開始!?　“キャラ変”を説明するキャストも

「三森すずこと、徳井青空と、佐々木未来と、橘田いずみはヨコハマ1の名探偵！　ミルキィホームズです!!」のフレーズでお馴染みの声優4人組ユニット「ミルキィホームズ」。そんな彼女たちが14、15日の両日に「ライブ ミルキィホームズ 総天然色祭」（幕張メッセ）を開催し、ライブパフォーマンスのみならず、今後につながる新展開情報を次々と披露して観客を沸かせていたという。

「ミルキィホームズ」は、ゲーム・アニメなどのメディアミックスプロジェクト「Project MILKY HOLME」の1つとして2010年に結成。『ラブライブ！』プロジェクトと同時期に始動している息の長いコンテンツだ。6年目ともなると勢いも衰えてきそうだが、今回のライブでは、今回のライブ映像が7月にCS-TBSチャンネル1で放送予定であること、今年の大晦日に新作アニメの特番の放送され、さらに同日のカウントダウンライブの発表と、ファンにはうれしい情報が続出。

　そんなライブ中、今年から始めたという女性声優同士などがSNSやラジオ番組などでネタにして話題となる“あの営業”について言及するシーンがあったのだとか。14日のライブに参加したという20代男性がこう語る。

「終盤に『冒険☆ミルキィロード！！』という楽曲があったんですけど、この歌唱後に場内が暗転して、明るくなると徳井さんと佐々木さんが抱き合い、三森さんが橘田さんを突き飛ばしているという体勢になったんです。なんだろうと思っていると、橘田さんが、『百合ポーズで終わろうと言ったのに突き飛ばされたんですけど！』と、むくれてて。そうしたら、続けて橘田さんが『ミルキィは今年百合営業を始めたんですよ！！』と、言い出したんです。しかも、橘田さん的に大事なことなのか、『営業の中にも本気がちょっと……』と、2回も言ってて（笑）。ついに、その領域まで手を出すのかと思ったんですが、ほかの3人は引き気味でしたね（笑）」

　ライブには、姉妹ユニット『ミルキィホームズ フェザーズ』の愛美と伊藤彩沙や、声優の明坂聡美、森嶋秀太と本作と縁のあるメンバーも登場しさらに盛り上がったというのだが、その一方でこんな一幕もあったという。

「トーク中に橘田さんが愛美さんに、『愛美ちゃんキャラ変わった？ボーッとしてる感じだけど大丈夫？』と話しかけると、ちょっと元気なさそうな感じで、徳井さんも『後輩の心配してます』と、気遣っている感じでした。アンコール後に愛美さんからこの“キャラ変”について説明があって、『キャラ変じゃなくて、私もともと暗いんじゃないかと思って。なんか（この場に）似合わないかもと思って』と、コメントしていました。その後も、橘田さんがワッショイという言葉が“和を背負う”という情緒のあることを言ったところ、これに愛美さんは涙が止まらなくなってて、何かつらいことでもあったのかなと思わせるような情緒不安定さで、ちょっと心配でしたね。とはいえ観客の前でそんな心情を吐き出してくれたので、うちら観客も信頼されているんだと少し嬉しくもあったのではありますが（苦笑）」（前出の20代男性）

　なお、ライブでは、カメラ付き携帯電話・タブレットなどの制限はあるものの観客が一部の楽曲を撮影していいという、『ミルキィホームズ』では初の試みも。名曲「正解はひとつ!じゃない!!」の歌詞“冒険が挑戦を連れてきた”を地で行くような姿勢を見せているだけに、まだまだ終わらないコンテンツとして挑戦する姿を見せ、楽しませてくれそうだ。