ニンテンドーランド誕生の予感!? 任天堂が映画事業に殴り込みで「ディズニー目指すか?」の声!! 最大の黒歴史・伝説の実写映画『マリオ』もなんのその!

1605_nintendoeiga.jpg任天堂公式HPより。

 任天堂が映画事業への進出に着手、3Dアニメ映画の制作を検討していることが「朝日新聞」の報道により明らかとなった。「キャラクタービジネスを強化しゲーム人口の増加を狙う」とのことで、さらに「代表的なのは映画だが、映像ビジネス・制作全般への参入も予定している」と幅広い事業展開も示唆。これには「ディズニー目指すか?」「コケる予感しかしない」「まぁ楽しみにしてるよ」「よし、これでニンテンドーランド建設に向けての足固めができた」と、賛否両論の大反響が起こっている。

 朝日新聞によれば、これまで任天堂は映画制作にはキャラクターの権利を与えるという形ほどでしか関わってこなかった。しかし今後は「できるだけ自分たちでやっていきたい」とし、独立してコンテンツを作っていく構えなのだという。既にいくつかの制作会社とはコンタクトも取っており、3年以内には作品も完成する見通しだそうだ。今後の展開も全世界に目を向けており、「グローバルに展開できるパートナーと一緒にやっていきたい」と、任天堂の君島達己社長は語っている。

 任天堂の映画と言えば、1993年にアメリカで約50億円もの費用がかけられ制作された実写映画『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』があった。この映画には赤い作業服を着たただの太ったおじさん(マリオ)や、緑の作業服を着たただのイケメン(ルイージ)、ただの小型ティラノサウルス(ヨッシー)、ただの角の生えた白髪のおじいさん(クッパ)などが登場し、世界に衝撃を与えた。もちろん興行収入は北米で約21億円という誰もが納得の大赤字。

 しかし内容に関しては「実写化した映画ではかなり面白い方だぞこれは」「もう1つのマリオとして考えて見てください。とても面白く文句はありません」「マリオとして見なければ好きな作品」とかなり評価は高く、先入観さえなければ、意外と楽しく見ることができるようだ。

 この映画には、任天堂は前述のようにキャラ使用権のライセンス付与としてしか関わっておらず、今回のインタビューでも君島社長は「(『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』は)興行成績はあまりよくなかった」とバッサリ。今後は「実写じゃないでしょうね」と語り、ディズニー・ピクサーのような3Dアニメ映画制作といった展開も、人気キャラクターを保有しているから可能だと考えているそうだ。

 国内でゲームソフト開発会社が映画事業にも参入した例としては、代表的なものでレベルファイブがある。レベルファイブはこれまでに『妖怪ウォッチシリーズ』『イナズマイレブンシリーズ』『レイトン教授シリーズ』『ダンボール戦機シリーズ』といった自社ブランドの人気ゲームを開発し、それらのTVアニメ化、アニメ映画化に成功してきた。また、昨年には電通と共同出資会社「レベルファイブ アビー」をアメリカに設立し、レベルファイブ作品の北米をはじめとする海外事業展開の推進を開始している。既にアメリカアニメ専門チャンネルDisney XDでの『妖怪ウォッチ』のアニメ放送は開始されており、注目を集めている。

 これに国内最大手のゲームソフト開発会社の任天堂が続くことで、世界規模での日本のゲーム・アニメ産業の盛り上がりが期待されるが果たして。ディズニーのような世界的市民権を得られれば、ニンテンドーランド誕生の日も近いかも!?

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