あの新田恵海が表紙・巻頭の「声優パラダイスR」レビュー!テーマは“これまで、そしてこれから”と“純白”!? 

1605_seipara.jpg「声優パラダイスR」Vol.12(秋田書店)

 タイミングが良かったのか悪かったのかわかりませんが、現在いろいろな意味で話題となっているえみつん”こと声優・新田恵海さんが表紙・巻頭を飾った、「声優パラダイスR」Vol.12(秋田書店)が12日に発売されました。

「声優パラダイスR」は、2010年「声優PARADISE」として創刊(当時の発行元はグライドメディア)。その後「声優パラダイス」と改題されたり、「ihr Herts」増刊扱いとなったり、発行元がメディアボーイに変わったりといろんな経緯をたどって、14年より秋田書店が発行元となった、隔月発売の(奇数月発売)声優専門誌です。地域によっては一般的な書店では入手しづらそうだし、定価1,315円+税と単行本並みの価格だったりもしますので、ざっくりと内容を紹介&レビューしてみようと思います。

 巻頭大特集と銘打たれただけあって、表紙に続いて、巻頭から13Pぶち抜きで“えみつん”のグラビア&ロングインタビューが続きます。まず衣装は純白のドレスに、『とある科学の超電磁砲』の初春ちゃんを彷彿とさせる、頭にお花をのっけた(花冠?)スタイル。ハウススタジオか、大きめの白ホリスタジオかと思われる場所で撮影されたようですが、背景は真っ白ばかり、キャッチやインタビューの文字色も黒とグレーと白がほとんどです。きっと編集者さんとカメラマンさん的に、「白」がページのテーマだったんでしょう。

 頭のお花以外にもちょっと強めの色味の小物を持たせたり、シチュエーションを少し変えればいいのにと思いましたが、これは個人の趣味でしょうかね。あとこれだけ白いと、仮にフォトショップなどでの修正が入っていても、目立ちづらいのはメリットだと思いますが、涙袋とほうれい線はもう少し残しておいたほうが自然かなと思いました。比較して、後半4Pのピンクっぽい衣装の写真のほうは処理が自然に見えましたが、カメラマンさんやメイクさんは同じ方。もしかしたらデザイナーさんが違う人なのかもしれません。

 さて、“これまで、そしてこれから”という、今となっては意味深に感じられるキャッチがついたロングインタビュー。こちらは『ラブライブ!』を中心に、これまでの声優活動を振り返りつつ、14年にリリースされた「EMUSIC」を皮切りに、これまでのソロアーティストとしての活動にも触れるといった内容です。

 質問文の文字色が非常に読みづらいインタビュー後半では、えみつんから「NHK紅白歌合戦」に出場したことや、μ’sが「ファイナルライブ」で東京ドームのステージに立ったことを、「覚えていません…」という衝撃の発言が!(←「声優パラダイスR」さんでは「…」が1マスで統一されています)

 まぁ、まるで夢の中の出来事のようだった、というだけなんですけど。ファイナルを迎えたからといって、えみつんたち9人がμ’sではなくなることはないといった、「ファイナルライブ」でのステージで彼女が発したメッセージにも触れていたり、東京ドームの余韻に浸りたい人にはオススメのインタビューです。読みづらいですが。なお、インタビューはこの後、5月18日にリリースされるライブBlu-ray&DVD、6月4日のライブの宣伝と続きますが、割愛します。

 えみつん以外にも、Pileさん、飯田里穂さんのグラビア&インタビューが掲載されていたり、個人的には着物&薙刀姿の久保田未夢さん、男装姿の澁谷梓希さんのグラビアが面白かったり。あと、アナザー表紙を飾った芹澤優さんの自衛隊基地・訪問グラビアもいいですねぇ、やっぱ制服+ゴツイ機体の組み合わせは最高! 脚、キレイ!!

 そんなわけで新田恵海さんの表紙・巻頭・A2版の特別付録“えみつんBIGポスター”もさることながら、そこ以外にも見応え・読み応えたっぷりの「声優パラダイスR」でした。ページ数は116ページとさほどありませんが、級数(文字の大きさ)をギュッと抑え目にしているので、内容量は意外に豊富。最近、老眼などで細かい字がつらい……という方以外にはオススメできそうです。
(文・馬場ゆうすけ)

声優パラダイスR vol.12(AKITA DXシリーズ)

声優パラダイスR vol.12(AKITA DXシリーズ)

男性向けの声優誌は数少ないので、がんばってほしいです

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