中国製ゲーム機の世界に“大物ルーキー”現る!! PS4完コピゲーム機「Tomahawk F1」に日本の大手ソフトメーカーが対応を予定!?

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『FUZE Entertainment』公式サイトより。

 中国・北京で行われたとあるプレスイベントにて、中国企業FUZE Entertainmentが新型ゲームコンソールの「Tomahawk F1」を発表。そのあまりにも“中国らしい”突き抜けっぷりが大きな話題を呼んでいる。  FUZE Entertainmentはイベントにて任天堂やソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)、Microsoftといった錚々たるゲームメーカーの先行ハードをライバル視しているとコメント。さぞかし新型ハード「Tomahawk F1」に自信があるのだろうと思いきや、肝心の機体はSIEの「PS4」にそっくりで、コントローラーもMicrosoftの「Xbox One」に瓜二つという、らしいクオリティを発揮。これを見た日本のネットユーザーたちは「完全にパクリ」「い つ も の」「むしろどこまでも中国らしいハードで(ネタとしては)最高!」と大盛り上がり。  とはいえ、中国製のゲーム機が話題になったのは何も今回が初めてではない。有名どころでは中国で最も売れたとも言われる「小覇王」というゲーム機があるのだが、これは外観が任天堂の「ファミリーコンピュータ」そのもの。ソフトも日本製をコピーしたものが出回っていたという……。  そのほか「PlayStation」そっくりの外観なのに、なぜか「ファミリーコンピュータ」のソフトが遊べる「PolyStation」もネット上では伝説の存在。「PolyStation」にはまさかの後継機「PolyStation2」があり、もちろん見た目は「PlayStation2」なのだが、これも遊べるのは「ファミリーコンピュータ」のソフトなのだ。「PlayStation2」そっくりの機体になつかしのファミコンカセットが刺さっている姿には「シュールすぎる(笑)」「スタイリッシュすぎて腹筋割れた」と大反響があった。  そんな独創的な中国製ゲーム機たちの中でも、特に記憶に新しいのは「威力棒 Vii」だろう。中国企業LetVGOが発売したこのハードは、名前の通り「Wii」に酷似した外観を持ち、ワイヤレスリモコンで操作する点も同じ。もちろんリモコンのデザインも「Wii」に限りなく近かった。今回の騒動では「『威力棒 Vii』を思い出せよ、かなり進化してるだろ!」「中国ゲームメーカーの成長がやばい」と引き合いに出して「Tomahawk F1」を絶賛(?)する声も上がっている。  しかし今回の「Tomahawk F1」が凄い(問題?)のは、完全に“パチもの”扱いされているわけではないという点。今のところ、『ブレイブルー』シリーズや『真・三國無双』シリーズといった大人気シリーズが対応予定となっている。日本の大手ソフトメーカーが対応を予定している状況に、「こんなパクリまみれのハードにソフト出すメーカーって大丈夫!?」「はい不買リスト入り」と反感を露わにする声も少なくない。 「Tomahawk F1」は今年の夏にも発売される予定。実際に発売された後のユーザーの反応が実に楽しみだが、日本のソフトメーカーの対応も気になるところ。ソフトを提供する日本のメーカーには、中国製ゲーム機と一緒に信頼を落としてしまわないよう、注意してほしいものだ。

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