「ずっと封印していて欲しかった」日本史上最高の豚“ぶりぶりざえもん”16年ぶり復活に賛否両論!

1605_buriburizaemon.jpgYouTube『クレヨンしんちゃん』予告動画 より。

 5月13日放送予定の『クレヨンしんちゃん』(テレビ朝日系)へ、人気キャラ“ぶりぶりざえもん”が出演すると告知! 16年ぶりの登場となる“ぶりぶりざえもん”に世間は「うれしい!」「どんな感じか楽しみだな!」と喜ぶ声と、「16年間封印してたなら、そのまま貫いてほしかったなー」「塩沢さん以外要らん」と、複雑な心境を述べる声と意見が分かれている。

“ぶりぶりざえもん”は、しんのすけが考案した豚をモチーフとしたヒーローっぽいキャラクター。番外編や夢オチを中心に登場する“救いのヒーロー”であるが、「私は常に強い者の味方だ」と敵に寝返ったり、逃げ出すことも多い。しかし劇場版にも登場するなど、どこか憎めないキャラで人気を博している。

 そんな“ぶりぶりざえもん”の声優を務めていたのは、塩沢兼人氏。同氏は『聖闘士星矢』の牡羊座のムウや『ハイスクール! 奇面組』の物星大を務めたほか、『スター・ウォーズ』などの有名外国映画の吹き替えでも活躍した名優。しかし2000年5月、脳挫傷によって46歳の若さでこの世を去ってしまった。

 その後、塩沢氏が声優を担当していたキャラは、さまざまな声優に引継がれていったが、「“ぶりぶりざえもん”を演じることができるのは、塩沢氏以外にありえない。なので、今後代役は立てるつもりはない」といった旨の発言を、前監督の原恵一や現監督のムトウユージもしており、塩沢氏の死後、“ぶりぶりざえもん”はセリフ付きでアニメに登場することがなかった。

 しかし、満を持して“ぶりぶりざえもん”が16年ぶりにアニメに登場するとの予告が公開。このニュースを聞きネットからは「しんのすけとのアホな掛け合い大好きだったから嬉しい!」「テレビつけたら予告やってて久々に胸が熱くなった。やっと止まった時が動くんだなぁ」「ぶりぶりざえもんの回は、いつも楽しみでした! また彼の活躍が見られるのは嬉しいな」「ついに喋る日が来たのか! きっと新しいぶりぶりざえもんを塩沢さんも待っていてくれたと思う」と、歓喜と期待の声が上がった。

 だが一方で、「塩沢さんのぶりぶりが秀逸すぎたから後任は厳しいな」「結局復活させるんかい!」「なんでこのタイミングで復活するんだろ」「嬉しい反面、ずっと封印していて欲しかったとも思うなぁ」「そこは聖域にしとくべきとこだろと思ってしまう。けどこれも時代の流れですね」といった複雑な心境を吐露する声も上がった。

 また、公式には発表されていないのだが、予告を見たアニメファンの一部によると、後任を務めるのが神谷浩史であるとの予想が大半で、「山崎たくみが演じるのかと思ったら神谷浩史なのか」「山崎たくみじゃないのか!」「トラファルガー・ローがぶりぶりざえもんかぁ。どうなるのか」「神谷浩史さん?って聞いて、腐女子が騒いでて怖い」といった声も上がっている。

 塩沢氏の死後、『スーパーロボット大戦』(バンダイナムコエンターテインメント)の木戸丈太郎役や、真幌羽士郎役など、山崎たくみが持ち役の多くを引き継いだ。これまで神谷は塩沢氏から特に引き継ぐ役はなかったのだが、ぶりぶりざえもんでまさかの大抜擢。しかし「塩沢さんが亡くなったときはショックだったけど、白鳥警部も次の方が違和感なく演じてるから、ぶりぶりざえもん復活も期待したい!」「予告を聞く限り、亡くなった塩沢さんの声にかなり寄せてきていて、違和感はまったくなかった」「雰囲気合ってて私は良いと思います。神谷さん、ぶりぶりざえもんをよろしくお願いします」と、“神谷ざえもん”に期待する声も多数上がっている。

「ぶりぶりざえもん嫌いな人っている? 日本史上最高の豚だよ、彼は」との声も上がるほど愛されている“ぶりぶりざえもん”。あのコミカルなキャラの16年ぶりの勇姿を耳と目に焼き付け、今後の活躍を期待しつつ、塩沢氏を偲びたいところだ。

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