アレをしたら頒布数が倍増?初心者が同人活動を始めてみると…【2冊目の同人誌編】

――昨年からひとり同人サークル活動を始めている。初回のイベント参加は2015年6月、(http://otapol.jp/2015/08/post-3234.html)それから3ヶ月後に既刊だけの2回目のイベント参加を経て(http://otapol.jp/2015/10/post-4293.html)今回3回目、2冊目の新刊とともにイベントに参加してきた。頒布部数込みでレポートしたい。

1605_doujin_02.jpg同人誌即売イベントの様子(イメージ)

■2冊目だからわかること~こだわる部分とこだわらない部分

 今回作る2冊目の同人誌では、1冊目で「もっとこうすればよかった」と思ったことを極力解消することにした。まず体裁だ。1冊目で小説の本文を作る際に、最初は印刷会社が出しているワードのテンプレートをそのまま利用していたものの、その後ツイッターまとめサイトで、「自分の好きなフォントや行数、1行の文字数まとめ」的なものを見て、同人女たるもの、こだわったほうがいいのだろうかと自分なりに調整、印刷し、テンプレートから少しだけ文字のフォントを大きくして注文したところ、文字が想像よりも大きくなってしまっていた。自宅で印刷したときと製本された状態が違うことをわかっていなかったのだ。よって、今回は無理せず印刷所が用意しているフォーマットを素直に利用した。

 ほか、処女作を初回イベントの会場で見たときに真っ先に思った「表紙の照りが足りない・・・・・・」を解消するため、表紙がつるつるになる加工も入れた。初回あれほど苦しんだ印刷にまつわるあれこれは感動するほどスムーズに進む。このあたりは本当に習うより慣れよだ。

 次の反省点は部数だ。1冊目は50部を昨年6月に刷り、2回の同人誌即売会イベントと、同人誌通販サイトでの頒布を半年間行い、結果、現在までに17部を頒布している。「だから今回は30部にすべきだ」と自分の中の理性は言っていた。しかし「表紙がつるつるになる加工(有料)入れたんだし多く刷らないと損だって! 大体、30部と50部じゃ印刷料金なんてそんな変わらないじゃん。30部じゃ割高なだけだよ」と自分の中の本能が囁く。そして同人活動をする人の大多数がそうだと思うが、私も自萌え(自分が書いた話が大好き)だ。こんないい作品書いちゃった以上、50部は刷らないと自分に申し訳ない……、と懲りずにまた50部刷ることにした。残部は初回のイベントでいただいたお手紙とともに死んだときに棺桶に入れてもらえばいいのだ。

 部数については省みないことにしたが、また別の反省点である通販に関しては徹底して改善した。前回、通販を始めて利用した際(http://otapol.jp/2015/08/post-3400.html)は、勝手がわからなかったので参加した大型イベント開催日から通販での販売開始までずいぶん日があいてしまった。しかし自分が買う側の立場のときのことを考えると、行けないイベントで発行される欲しい同人誌はイベント前から通販サイトで探しまくっている。よって、通販サイトにあらかじめ申し込んでおき、イベント前から「予約」ができるよう手配した。イベント終了後、会場から通販会社に残部を送る段取りだ。

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買い手も売り手も小銭入れがあると便利!

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