神谷浩史に小野大輔！ 作者念願の『斉木楠雄のΨ難』アニメ化に「おそ松ガールが一気に群がってくるぞ！」「腐女子の餌になるぞ！」

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アニメ『斉木楠雄のΨ難』公式サイトより。

　連載4周年を迎えた『斉木楠雄のΨ難』（作：麻生周一／集英社）のTVアニメ化が、5月9日発売の「週刊少年ジャンプ」23号で発表された。同作は昨年6月に“実写映画化”が発表されているが、その続報よりも先にアニメ化が詳細と共に発表される形となった。

『斉木楠雄のΨ難』は、超能力を持つ高校生・斉木楠雄が個性豊かなクラスメイトに振り回れる日常を描いたギャグマンガ。しばしばパロディネタを展開することも有名で、今年2月にはベッキーとゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音の不倫騒動ネタを繰り広げ、読者を喜ばせた。

　そんな『斉木楠雄のΨ難』のアニメを手掛けるのは、『デ・ジ・キャラット』シリーズの桜井弘明監督をはじめ、『SHIROBAKO』などで知られるシリーズ構成・横手美智子、『君と僕。』などで知られるキャラクターデザイン・音地正行。今年7月より、朝に『おはスタ』（テレビ東京系）内、深夜にテレビ東京系ほかで放送されるという、日本初の試みである“W放送”システムが採用されている。

『斉木楠雄のΨ難』のアニメ化に、作者の麻生周一は「ジャンプ」誌上で「やったー！連載4年目にして遂にアニメ化だーー!!」と喜びをあらわにしており、ネット上でも「マジで嬉しい」「絶対見るわ」と喜びの声が上がっているのだが、一部では不安の声も上がっているという。

「『斉木楠雄のΨ難』はこれまでに集英社のデジタルコンテンツである『VOMIC（ボイスコミック）』化、FLASHアニメ化されてきたのですが、今回のアニメ化にあたって声優を一新。主人公の斉木は浅沼晋太郎から神谷浩史に、主要キャラクターの燃堂力は三宅健太から小野大輔に、海藤瞬は江口拓也から島崎信長に変更されました。神谷浩史に小野大輔と、女性から絶大な人気を誇る声優が揃い踏みしたことに、『斉木楠雄絶対腐女子のターゲットになる』『害悪腐女子が湧きそうでやだ』と心配に思うファンもいるようです。また、神谷と小野があの『おそ松さん』に出演していたこともあって、『おそ松ガールが一気に群がってきそう』という声もあります」（声優ライター）

“女性人気＝腐女子人気”“腐女子はマナーが悪い”と考えるのは安直かもしれないが、女性から爆発的な人気を誇った『おそ松さん』では、DVD／Blu-rayやグッズが大ヒットした一方、イベントやネット上などでマナーの悪いファンが頻繁に取り沙汰されもした。そうした過去もあった上で、『斉木楠雄のΨ難』のアニメ化についても「腐女子の餌になるだろうな」という声が上がっているよう。

　作者も念願のアニメ化だけに、“Ψ難”に見舞われないといいのだが……。