改めて支援を呼びかけ──「表現の自由を守る党」初の党大会

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「2020年の東京オリンピックまでは、表現の自由に懸念がある。議員を辞めるわけにはない」

 山田太郎参議院議員は、改めて力強く協力を呼びかけた。

 4月29日、表現の自由を守る党の初の党大会が、幕張で開催された。

 大会の冒頭で山田議員は、夏の参院選において、大阪維新の会から立候補を表明するも、わずか2日で撤回となった経緯を説明。所属していた日本を元気にする会が政党要件を喪失したことを受けて、この状況を打開する方法を模索。これを断念した後に、10人を集めて新しい政党の復活を模索したが、これも断念。そこで山田議員は、表現の自由の問題に関心がある議員もいることから、おおさか維新の会と協議。ここでは、大前提として求めたのは全国比例での出馬だった。

「たとえ出馬が埼玉選挙区になるとしても、これまで全国で集会を開催し、全国で表現の自由を守る運動を行っていく意向は表明していた。埼玉から出馬するとしても、その運動は継続したい。表現の自由を守る運動を継続するために、身を寄せる。その意志や今後の全国を回るスケジュールについても、おおさか維新の会には提出していた。ところが、埼玉選挙区からの出馬の発表があった直後の面談で、選挙区の活動に専念しなくては、いつでも除名するという話になった」

 一通りの説明を終えた山田議員は、おおさか維新の会に対して約束違反を非難するつもりはないとして、改めて表現の自由の問題に焦点を置いて参院選を戦う意志を示した。

「みんなの党から出馬した前回の選挙でも、勝つと思っていなくて、公示直前までまったく選挙運動をしていなかった。ゴールデンウィークにアジェンダをつくるのを手伝った後に、出馬を依頼され『比例だから、何もしなくていいよ!』と言われたので、それならと出馬を決めた経緯があります。まあ、何もしないわけにはいかないので、現・秘書の坂井を目黒のサーティーワンに呼び出して、手伝いを頼んだわけです。だから楽観的になっているわけではありませんが、選挙には何が起こるかわからない。今は、サポーターを増やすことしか外に対して力があることを見せることができない。現在のサポーターの2万人という数は少ない数ではありません」

 経緯説明という名の決意表明の後、多くの時間を割いて行われたのは、今後の活動方針についての協議であった。ここで山田議員は「昨今、東京都の不健全図書指定ではボーイズラブの指定が増えているが、この会場を見回してわかるように、男性が多くを占めている」として、ジャンルを超えて支持者を集める必要があることを語った。

 これを受けて参加者からの意見はいくつかあったものの、具体的な意見は見られなかった。山田議員は、以前より10名あまりを集めてくれれば、どこでも足を運ぶことを宣言し、全国行脚の予定も発表している。しかし、これの受け皿になる支持者の熱量が、まったく不足している印象であった。

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