有田シュンのオタク訪問【第2回】

横浜DeNAベイスターズを「レスキュー!!」する期待のオタクルーキー・野川拓斗投手のツインテール愛、そして野球愛‼

──けっこうオタク趣味重視なライフスタイルだったんですね。

野川 だから「オタク」と自分の名前の「拓斗」をもじって、「おたくと」っていうあだ名で呼ばれていました。最初は馬鹿にされているような感じがあってすごくイヤでしたが、高校生の頃にSNSやソーシャルゲームをやるようになると語呂がいいじゃないかと思うようになり、それ以降のハンドルネームは、ほぼ「おたくと」にしています。今は、「オタクって気持ち悪い」みたいな偏見を持たれるのにも慣れました。

──これも偏見かもしれませんが、野球に限らずスポーツ選手でオタク趣味を持つ人は、そんなに多くないような気がしますが。

野川 確かに少ないですね。でもどのチームにも、1~2人はいるんですよ、全くいないっていうわけじゃないと思います。アマチュア時代も寮は個人部屋だったので、アニメを見ていることで肩身が狭いという思いをすることも、特にありませんでしたね。

1605_nogawa01.jpgアニメ『俺、ツインテールになります。』公式サイトより。

■想像以上にガチだったツインテール愛!?

──主題歌を登場曲にするくらいアニメ『俺、ツインテールになります。』がお好きとのことですが、このアニメをプッシュするというのは、なかなか通ですよね。

野川 アニメ自体がネタ扱いされてたりしていますからね(笑)。

──『俺ツイ』の、どういったところが好きになったんでしょうか?

野川 数あるアニメを見てきたうえで振り返ってみると、自分の好きなキャラはツインテールの子が多かったんです。それで『俺ツイ』を見たときに、主人公がツインテールについて熱く語っているシーンを見て、主人公の考え方に共感できたというか、感銘を受けたというか……「あ、これか!」と(笑)。

──例えば、一押しのツインテールキャラなどはいますか?

野川 ツインテールキャラだったら、どんな子もいけますよ! 『ラブライブ!』だったら矢澤にこ推しです。無意識のうちに、にこ推しになっていました。

──熱烈なアニメ愛を持つ野川投手ですが、アニメを見ることで、野球にプラスに働いたことはありましたか?

野川 たぶんないと思います。ただ好きだから見てるだけです。いい気分転換になるというのはありますけど、それは僕に限ったことじゃないと思います。それに、オタクアピールをしていこうというつもりもないんです。グッズとかフィギュアも、それほど買ったりしていませんし……。

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