「今後の方針は29日の党大会で……」山田太郎参議院議員、おおさか維新の会をわずか2日で離党

yamada0428衆議院議員 山田太郎オフィシャルサイトより

 先日、著著『表現の自由の守り方』(星海社新書)も発売となり、注目を強めている感のある山田太郎参議院議員。夏の参院選を前に、その動向が一段と注目を集めている。25日に入党を表明した「おおさか維新の会」を、わずか2日で離党したのである。

 当初、「みんなの党」に所属していた山田太郎議員は、2014年に同党が路線対立から解党した後に、所属議員で構成されていた「日本を元気にする会」に所属。ところが、今年1月に井上義行参議院議員が離党したことで、同会は政党要件を喪失してしまったのである。

 この情勢の下で山田議員は、2月に「表現の自由を守る党」を立ち上げるとともに、参院選にあたっては、いずれかの政党との連携を模索していた。この間、3月に開催された「山田太郎のメディアフォーラム」では、参加者に対して「どの政党と組むべきか」との意見聴取も行われていた。

 こうした流れを経て「おおさか維新の会」への入党を決めた山田議員だが、希望していた全国比例での出馬は承認されず、参院埼玉選挙区から公認候補として出馬する旨が報道されていた。

 参院埼玉選挙区は、すでに定数3人対して自民、民進、公明、共産が名乗りを上げている選挙区。ほかにも新たな候補者の出馬がウワサされ、旧みんなの党は擁立を断念している激戦区。

 このため、支持者からも不安の声が寄せられていたが、27日に配信されたニコニコ生放送の中で、埼玉選挙区からは出馬せず、「おおさか維新の会」を離党することが公表された。

 放送終了後、山田事務所に取材したところ「今後の方針は未定」とコメントしている。

 山田議員の立ち上げた「表現の自由を守る党」は、29日に初となる党大会の開催を予定しており、参加を呼びかけている最中。

「今後の方針や、組織化について参加者から意見を聞きたいと考えているので、ぜひ参加をして欲しい」(山田事務所)

「入党2日で離党」ということで、あちこちで報道される形になってしまった山田議員。「表現の自由」を第一に掲げる支持者が、参院選に向けてどのように支えていくのか、これからが注目されているようだ。
(文=ルポライター/昼間たかし http://t-hiruma.jp/

表現の自由を守る党
https://hyogen.jp/

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