辻本憲三会長「中学受験まで会社で責任をもって面倒を見る」社員用保育園&塾まで設立で「ドSのカプコン」復活か!?

1604_capcom.jpg『カプコン』公式サイトより。

 大手ゲームメーカー・カプコンが社員用保育所を設立することを発表。本社近くに保育所を開設し、さらに小学生向けに塾を併設することも検討されているという。昨今の保育所不足問題に便乗したパフォーマンスかと思いきや、辻本憲三会長は「中学受験まで会社で責任をもって面倒を見る」と語るなど、かなりの本気度。これには「素直に素晴らしいと思うわ!」「保育園に入れない人も大勢いるのに、他の企業も見ならってほしい」「こんな企業なら安心して仕事に集中できるなあ」と称賛の声が上がっている。

 カプコンと言えば『ストリートファイターII』シリーズをはじめ、ヒット作品を数多く生み出してきた、国内トップクラスのゲームメーカー。特に『モンスターハンター』シリーズはこれまで33作品が発表され、年代を問わず幅広い層に愛されている。今年2月に発売した『ストリートファイターV』は、売り上げに苦戦気味のカプコンだが、昔の良かった時代を振り返ってみると、とにかく個性的で内容の濃いゲームが多く、あまりの難易度の高さに「ドSのカプコン」と呼ばれていた。

『ロックマン2 Dr.ワイリーの謎』に登場するボスキャラ「エアーマン」などはあまりにも倒せないため、ニコニコ動画で『エアーマンが倒せない』という曲が作られた際には大ブームとなったほど。もっとも「エアーマンは確かに面倒だがゴリ押しでいける」「エアーマンは過大評価」という声もあるが、さらに『バイオハザード5』や『魔界村』シリーズなど激ムズなソフトは多く、ドSのカプコンという称号は伊達ではない。

 そんなドSだが、実はゲームファンのみならず、社員にも優しかったカプコン。カプコンは単体でも約2,200人ほどの社員がおり、そのうち1,300人は大阪の本社で勤務する。新規事業計画のために増員も行われており、今月には本社のすぐそばに研究開発第二ビルを開設したのだが、ほかにも何棟かのビルが一箇所に固まっており、ここに保育園や塾ができればさながら「カプコン村」という様相となるだろう。

 保育園といえば、「保育園落ちた日本死ね」というネット上での一言から始まった一連の騒動は記憶に新しい。「保育園落ちたの私だ」のプラカードを掲げたママが国会前に集結して社会問題となっている中、カプコンの十分すぎる子育て支援は注目を浴びている。「これで安心してゲーム作れるな!」といった声が、ゲームファンからもあがっている。優秀な社員が集まり、安心してゲーム開発に専念できる環境が整ったことで、さらに面白いゲーム開発がはかどることを期待したい。

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