『ダンガンロンパ』のモノクマが『ドラえもん』から『ちびまる子ちゃん』に…大山のぶ代降板に「仕方ないけどさみしい」

1604monokuma.jpg『ダンガンロンパ』プロジェクト公式サイトより。

 18日、スパイク・チュンソフトは『ダンガンロンパ』シリーズでおなじみの「モノクマ」のキャストを『ちびまる子ちゃん』のさくらももこ役で知られる声優・TARAKOに変更すると発表した。元々「モノクマ」は、昨年認知症であることが公表された声優・大山のぶ代が演じていたキャラクター。この発表に「モノクマも降板か……」「仕方ないけどさみしい」といった悲しみの声が上がっている。

 発表によれば、「TARAKO版モノクマ」は6月から上演される舞台『ダンガンロンパTHE STAGE ~希望の学園と絶望の高校生~2016』を皮切りに、7月放送のTVアニメ『ダンガンロンパ3-The End of 希望ヶ峰学園-』、16年発売の『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』に登場するとのこと。

 発表とあわせてTARAKO演じるモノクマが登場する動画「モノクマからのお知らせ」が公開され、その演技にファンから「まる子モノクマもいい感じ」「違和感あるなあ」といったさまざまな声が上がっているが、その多くは「寂しい反面仕方ない」「大山さんのモノクマ聞けないのか……」といった、大山のぶ代の降板を悲しむ声だ。

「大山のぶ代さんにとって『ダンガンロンパ』のモノクマは、05年の『ドラえもん』降板以来の声優復帰作でした。夫の砂川啓介さんによると、大山さんが認知症を発症したのは12年。その中で彼女は13年放送のTVアニメ版、昨年7月には声のみの出演ではありますが、舞台版でもモノクマを演じました。昨年12月に開催された『ダンガンロンパ プロジェクト発表会』でも、音声メッセージでモノクマの声を披露していただけに、今回の降板を悲しむファンは多いと思います」(声優ライター)

“声優交代”というのは、やむを得ない事情もあるが、製作陣にとって大きな決断。『ダンガンロンパ』で監督、『ダンガンロンパ3』で総監督を務める岸誠二は、同じく人気ゲーム『ペルソナ4』でも監督を務めているが、TVアニメ『ペルソナ4』では、12年の放送時、すでにイゴール役の声優・田の中勇さんが亡くなっていたため、ゲームの音源を使って「田の中版イゴール」が特別出演を果たしている。この手法は、当時原作ファンを喜ばせた。

 その中で今回“声優交代”に踏み切った『ダンガンロンパ』。スパイク・チュンソフトのゼネラルプロデューサー・寺澤善徳氏はこの交代について「“モノクマ”というキャラクターそのものが変わるということではありません」とし、大山が演じたモノクマを尊重した上で、「TARAKOさん演じる“モノクマ”を僕らスタッフが全力で協力していきます」と声明を発表している。

 モノクマを演じることについて公式サイト上で「どうやって演じていこうか考えると、とても楽しみ」と意気込みを見せていたTARAKO。『ダンガンロンパ』シリーズで主人公・苗木誠を演じる声優・緒方恵美もTwitterで「彼女以上の後継者はいないだろう」と語っているだけに、「TARAKO版モノクマ」の活躍ぶりも楽しみにしたいものだ。

スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園 ねんどろいど モノクマ (ノンスケール ABS

スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園 ねんどろいど モノクマ (ノンスケール ABS

TARAKO版モノクマ「オマエラにはコロシアイをしてもらいます」 ナレーター「すなわち殺人である」

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