『マクロス』『ガンダムUC』『リゼロ』……今春は大豊作! 2016年春アニメ人気30作品ざっくりレビュー!!(前半戦)

・4月3日
『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) RE:0096』
2010年から劇場イベント上映され、そしてBlu-ray&DVDは、シリーズ累計出荷数は180万枚突破という超人気作がついにTVへ、と話題になった一作。OVAの既存映像をTV用に再編集したものとなるが、やはりそのクオリティは圧巻。登場してくるモビルスーツは、「これぞ宇宙世紀!」と思わず膝を打ちたくなるほどカッコいいし、OVA第1巻のラストを持ってきたり、構成もなかなか巧みなんだが、やはりところどころカットされているかも。1話目の区切り方も唐突というか……。ともあれ、『ガンダム』シリーズファン、宇宙世紀好きなら納得の出来栄えとなっている。あと、ビスト役を演じていたのが、故・永井一郎さんだったことを久しぶりに思い出したのも、何だか感慨深い。Twitterフォロワー数:約18,000

『僕のヒーローアカデミア』
注目の“日5”枠で放送されているのは、明日の「週刊少年ジャンプ」(集英社)を、背負って立つかもしれない逸材とウワサの『僕のヒーローアカデミア』。落ちこぼれ気味の少年が、ヒーローを目指し、仲間とともに成長していく、というジャンプの王道的な物語は、日曜夕方の放送に相応しい。人気作だけあって、しっかりとアニメ化しているな、という印象。実際、原作ファンからも一定の好評を得ているようだし、原作未読派からも「分かりやすい」「おもしろそう」と、好印象だった第1話。キャラクターデザイン・総作画監督を務めるのは、『プリキュア』シリーズなどで知られる馬越嘉彦とあって、キャラの動きや表情もすごく良い感じ。ぜひとも、ちょっと落ち込み傾向にある“日5”の視聴率復活のためにも、頑張ってほしい一作だ。Twitterフォロワー数:約61,000

『マクロスΔ(デルタ)』
前作『マクロスF』から8年。作中も8年後という設定のもと、描かれる『マクロス』最新シリーズ。歌姫オーディションの開催、年末年始の特番放送と、放送前から大規模に展開されていたが、実際放送された第1話は期待に応える出来だったと感じる。ヒロインたちがよく動くし、オッパイが大きい子もいれば、変顔を見せたり元気な子もいれば、クールタイプもいたり、選り取りみどり。さらには魔法少女ものみたいな変身バンクや、『アクエリオン』みたいなイメージシーンもあったりと、内容がてんこ盛りすぎて、消化するのに少し時間がかかりそうだが、サービスと思えば気にならない。あとは、『マクロF』で管野よう子が残した、数々のインパクトある名曲に劣らぬ楽曲が登場するか否かも、評価が分かれてくるポイントではないかと思う。Twitterフォロワー数:約54,000

『くまみこ』
面白かったか? と聞かれたなら、「まちちゃんが可愛かった」と答えたい。とある田舎で、クマを奉る巫女として使えるまちと、人間並みにしゃべって、彼女の後見人として心配したりするヒグマのナツを描いた『くまみこ』だが、とにかく巫女の中学生少女・まちちゃんが可愛らしい。演出も原作のコメディー要素とよくマッチしているし、美術も淡い感じの色彩が良い感じ。まちちゃんも、原作コミックを読んで想像した以上に表情豊かだし、ちょっとエロ度も増してるし、掛け合いのテンポも面白く仕上がっている。今春のダークホースの一角となる作品となるかもしれない。Twitterフォロワー数:約14,000

『ハンドレッド』
ライトノベル原作(作:箕崎准/GA文庫)で、内容は学園バトルでラブコメ、ブラコンな妹がいて、主人公は敵の異生命体と戦う特殊能力を持つ。放送前にはアニメファンから「テンプレどおりのラノベアニメだな」といった評価を受けていた、『ハンドレッド』。思わせぶりな導入から、ラッキースケベ、主要キャラ紹介、男の子と思われた幼馴染が実は女の子かも!? というフラグ立て、そしてやたらと強大な権力を持つ生徒会長と決闘(デュエル)することに……と、お約束を過不足なく、綺麗にまとめた第1話だった。『IS』シリーズなどが好きだった方にはオススメかも。Twitterフォロワー数:約5,000

『マクロス』『ガンダムUC』『リゼロ』……今春は大豊作! 2016年春アニメ人気30作品ざっくりレビュー!!(前半戦)のページです。おたぽるは、アニメ話題・騒動の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!