トラキチ水樹奈々・甲子園球場でのライブ開催決定に「おっちゃんも嬉しいで!」と虎党大喜び!

1604_mizukikoshien.jpg水樹奈々公式サイト『NANA PARTY』より。

 声優で歌手の水樹奈々が、今年の9月22日に甲子園球場でライブを開催することが発表された。これには彼女のファンのみならず、阪神タイガースファンからも「よかったな奈々ちゃん! 甲子園ライブをずっと願ってた!」「虎党の力見せつけてやってくれ!」「虎ファンのあんたがやらずに誰がやる! 絶対盛り上がるぞ!」と賛辞の声が上がっている。

 というのも、水樹といえば無類のタイガースファンで知られているからだ。最初は熱い球児たちがぶつかり合う高校野球にハマり、その後ジャイアンツファンの父に促され、あろうことか巨人ファンに。だが、1996年のFAによって清原和博が巨人に移籍したことから、「強い人材ばかり集める巨人は卑怯だ!」と思うようになり、当時暗黒時代をさまよっていた阪神へ推し変。情けのつもり(?)で応援していたが、いつの間にか阪神の持つ雑草魂に魅了され、声優界一のタイガースファンになってしまったという。

 声優雑誌『hm3 SPECIAL』や『Pick-up Voice』(ともに音楽専科社)でのインタビューでは、必ずと言っていいほど阪神ネタを振られるほど、自他ともに認めるタイガースファンへと成長した水樹。2009年にはタイガースの情報のみを扱う番組『ぷちトラ!』(GAORA)にナビゲーターとして大抜擢され、リニューアルされた甲子園球場の注目スポットやタイガースの応援歌「六甲おろし」を上手に歌う方法を、歌手ならではの視点から紹介してきた。そのあまりのトラキチぶりに「この子は本物だな」「こんなかわいい子が虎ファンなんて、おっちゃんも嬉しいわ」「親近感がわくな。今度、おいしいたこ焼き紹介したる!」と口うるさいタイガースファンも認める逸材に。

 水樹は2015年9月に『NANA MIZUKI LIVE ADVENTURE 2015』のファイナル公演を西武プリンスドームにて行い、「禁断のレジスタンス」「僕らの未来」「アヴァロンの王冠」などを披露。パフォーマンスやド派手な演出はもちろんのこと、岩山、吊り橋、急こう配の坂など、まるでテーマパークにきたような同公演は好評を博し、動員数は36,000人に上った。また4月9、10日に東京ドームで行われた『NANA MIZUKI LIVE GALAXY 2016-FRONTIER-』では、引田天功も真っ青な風を使ったイリュージョンや、箒に乗った空中遊泳など、今までにない仕掛けで観客を沸かし、2日間で8万人を動員するなど、こちらも大反響を呼んだ。6年間出続けた紅白は去年落選してしまったが、それでもスタジアムクラスのライブを次々と成功させるなど、その人気ぶりに衰えは見られない。

 今回の甲子園球場でのライブ開催に「一生のうちにあるなんて思ってなかった」と涙をみせるほど喜んだ水樹。そんな彼女にファンも「おっちゃんも嬉しいで!」「もう今年の熱闘甲子園のテーマ曲も奈々様の曲でいいんじゃないか」と大いに喜んでいるようす。

 また「甲子園球場でライブなんて珍しいよな」との声も上がっている通り、甲子園球場ではプロ野球、高校野球の開催で日程がかぶったり、オープン球場のため騒音が近隣住民に漏れてしまうためライブ開催は難しく、今回の開催は異例といえるだろう。もしかしたら、水樹がトラキチとして認められたからこそ実現したのかもしれない。

 4月10日現在、セントラルリーグで2位と、好発進を見せた阪神タイガース。1位のジャイアンツとは1.0の差があるが、9月22日の甲子園球場ライブでは、成績はどうなっているだろうか? 奈々様がハイテンションでパフォーマンスできるように、是非ともライブ当日には首位に立っていてほしいものだ。

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