水樹奈々の『ドラクエ』裏話も! 『ドラクエヒーローズII』で声優挑戦の山田孝之が語った『ドラクエ』あるある話

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堀井雄二と山田孝之。

 4月8日、スクウェア・エニックス本社において、「ドラゴンクエストヒーローズ・ザ・LIVE@キャスト発表特番」の公開生放送が行われ、スクウェア・エニックスの青海亮太、コーエーテクモゲームスの庄知彦、ゲームデザイナーの堀井雄二、脚本家の徳永富彦らが登場した。

 同番組は、累計100万本以上を売り上げた『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』の続編である、『ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり』をPRするもの。同作のキャストについては、すでにラゼル役を森山未來、テレシア役を武井咲、ツェザール役を山田孝之が演じると発表されていたが、今回の放送では、まず最新のPVが流され、オルネーゼ役の水樹奈々をはじめ、ホミロン(釘宮理恵)、マリベル(悠木碧)、テリー(神谷浩史)などといった、登場キャラクターとその声を担当する豪華なキャストが一挙に発表された。

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 続いて、ツェザール役を演じる山田孝之のメイキング映像が公開され、映像の中で山田は「初めて(プレイした『ドラゴンクエスト』)は“V”ですね。プレイするたびに毎回ビアンカと結婚していた」と、“ビアンカ愛”をのぞかせた。青海は山田が演じたツェザール役について「鳥山明先生にキャラクターデザインをお願いした時は、まだ山田さんがツェザール役を演じることを伝えてなかったんですが、上がってきたデザインを見たら、もう本人にしか見えないくらい似ていて」と驚いたという。

 さらに、オルネーゼ役を演じる水樹奈々のキャスティングについて、青海は「水樹さんはかなりドラクエ好きだと聞いていたので、堀井さんとオルネーゼのキャストを考えていた時に提案しました」と語り、アフレコについて庄は「役を作り込んできていただいていたので、最初からまさにオルネーゼという感じで。堀井さんも声を聞いてすぐに『オルネーゼだね』と感動されていました」と振り返った。

 ここで、水樹から寄せられたメッセージビデオが流され、映像の中で水樹は「うちの親が厳しくてファミコンをなかなか買ってもらえなかったんですが、友達の家で“III”をプレイして『絶対にほしい!!』と思ったので、こっそり親戚のおばちゃんに買ってもらいました(笑)」と、ドラクエ愛を披露。なんでも、ドラクエの音楽にもハマり、“IV”のサントラと楽譜を買っていたそうだが、当時通っていたピアノ教室では練習曲そっちのけでドラクエの曲を暗譜するまで弾き込んだとか。そのおかげで「学校では『ドラクエの曲が弾ける』ということでヒーローになれました(笑)」という。

 そして、実機でのプレイが披露された後、スペシャルゲストとして堀井雄二と脚本家の徳永富彦が登場。徳永はドラマ『相棒』シリーズなどで活躍している脚本家で、『ドラゴンクエストヒーローズII』のシナリオ原案を手がけている。

“ドラクエの生みの親”と知られる堀井に以前「どうやってストーリーを立ち上げるか」聞いたという徳永によると、堀井の場合、「地図から作る」のだとか。徳永はその地図を見せてもらうよう頼んだそうだが、まだ見せてもらってないという。堀井は「『いいよ』って安請け合いしたんだけど、その後、忘れちゃって(笑)」と語り、お茶目な一面を見せて笑いを誘った。続けて、徳永は「ドラクエというと僕の中では“神話”の世界ですから、今回のお話をいただいた時はびっくりしました。シナリオ会議では、堀井さんに促されて、しぼり出すように話しましたが、ひざはがくがくで、のどはからからで、もう大変でした(笑)」と、シナリオ会議での苦労を振り返っていた。

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突然の無茶振り(?)に応じた山田。

 その後、この日、収録のためにスクウェア・エニックスに来ていたという山田孝之がサプライズゲストとして登場。堀井雄二と山田孝之は、堀井雄二が“協力”として関わったドラマ『勇者ヨシヒコと魔王の城』(テレビ東京)以来のタッグだ。山田はアテレコについて「もっと勉強しなきゃなと思うことが多かった」と謙遜気味に語ったが、堀井は「現場では何も言わなくてもツェザールそのものだったんですが、山田さん自身が何度も何度もやりなおして、熱意がすごかった」と評価。そして、山田は“初めてもらったサインが堀井のサイン”ということについて聞かれると「堀井さんに会った時、『もらわなきゃ!』と思いました。今は家の机に飾ってあります」と語った。

 続けて行われた堀井、山田、青海、庄によるマルチプレイでは、庄が山田の名前「たかゆき」を入力しようとしたところ、山田が「ずっと(ドラクエは)“そらまめ”でやってるんですけど…(笑)。初めてやった時に“そらまめ”とつけて、それ以来ずっとそうなんです」と明かしたが、今回のキャラクター名は“たかゆき”に。その後のマルチプレイでは、メタルキングなどを相手に見事な操作を見せた。

 イベントの最後には、堀井から「せっかくだから生でアフレコやってよ(笑)」と無茶ぶり(?)をされた山田だが、困惑した表情を見せながらも快諾し、生でツェザールの台詞を披露。会場と視聴者を大いに沸かせた。 『ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり』の発売は5月27日予定。ツェザールを演じる山田について「声に違和感ない」「演技上手い」と評価する声も多いので、気になる人はチェックしてみては。
(取材・文/小林ぴじお)

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さすが勇者経ているだけあるわ~

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