「週刊少年ジャンプ」情報レビュー

『遊☆戯☆王』約12年ぶりに「ジャンプ」掲載!! そして次号はついに冨樫が帰還!!

――発行部数約260万部(一般社団法人 日本雑誌協会発表)を誇る最強の少年マンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)。そんな「ジャンプ」の最新情報をさまざまな角度からレビュー!

1604_jump19.jpg「週刊少年ジャンプ」公式サイトより。

 4月11日に発売となった「週刊少年ジャンプ」(以下、「ジャンプ」)2016年19号。連載(ほぼ)一周年大人気御礼記念として、『背すじピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~』が表紙&巻頭カラー&番外編を含んだ2本立て。本編では、ついに予選を開始となり、ライバルも認める堂々としたダンスを見せつけた。番外編は“4月物語”と題し、新学期を向かえた登場人物のようすが描かれている。

 また巻頭カラーでは、『黒子のバスケ』ウインターカップ総集編のタイトルと、イベント上映開始日を速報で掲載。第1弾は『ウインターカップ総集編 ~影と光~』とのタイトルで、2016年9月3日からの上映開始が決まった。また、10月8日公開の第2弾タイトルは『ウインターカップ総集編 ~涙の先へ~』、12月3日公開の第3弾は『ウインターカップ総集編 ~扉の向こう~』とのタイトルで公開されるという。第1弾のキービジュアルが同時公開されるや「なんかこのサブタイだけでもう泣けるんだけど」「ウインターカップ総集編のサブタイに殺される」「あああ、神様仏様ありがとうございます」など、すでに熱い声が上がっている。

 そして、今号では劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』公開記念特別読み切りの前編として『TRANSCEND・GAME遊☆戯☆王』が見開きセンターカラーで登場。8ページものカラーページに加え、特別限定として、遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム『流星方界器デューザ』が袋とじでついてくるという力のいれよう。「なんか今週ジャンプ売り切れてんなと思ったら、遊戯王カードついてるからか!」「久しぶりにカード引っ張り出してこようかな」と懐かしむ声が多数上がっている。

 1996年より連載開始した『遊☆戯☆王』は2004年に連載終了。「ジャンプ」本誌に作品が掲載されるのは約12年ぶりだ。物語は、遊戯の因縁のライバル・海馬瀬人を主人公として原作と劇場版をつなぐエピソードが描かれている。また、センターカラーページの遊☆戯☆王特集では、主人公・武藤遊戯と海馬の熱いデュエルの記録が。見開きカラーで描かれる“青眼の白龍”懐かしい!!

 また、本誌内容でも、『斉木楠雄のΨ難』と、『磯部磯兵衛物語~浮世はつらいぜよ~』が『遊☆戯☆王』に乗っかったネタを掲載。『斉木楠雄のΨ難』では、今流行のカードゲーム“ヴァルキリー・ブレイカー”というカードゲームの話を展開。最後のコマにも「デュエルスタンバイ!!」と書かれている。

『磯部磯兵衛物語~浮世はつらいぜよ~』では、コマ遊びのはずなのに属性があり、「青眼の南蛮人」なんてどこかで聞いたことのある召喚獣(?)がでてきたり。コマブームが去り、母にコマを処分するか聞かれた磯兵衛が、「将来高値がつくかもしれぬから一応捨てないで」という最後の一言は、リアルタイムで『遊☆戯☆王』を読んでいた世代には懐かしいセリフだろう。

『背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~』以下、『僕のヒーローアカデミア』、『ONE PIECE』、番外編『せすピン! 4月物語』、『ブラック・クローバー』と続く今週のジャンプ。 来週20号には、いよいよ約1年8カ月ぶりに『HUNTER×HUNTER』がセンターカラーで帰ってくる。担当の編集者キム氏が「暗黒大陸編がいよいよ本格的に動き出します! H(ハンター)協会内部に裏切り者がいることを嗅ぎつけたクラピカ…彼の次なる作戦とは!? 一方、夢の対戦カードが実現!? 担当の私も衝撃で言葉を失いましたよ……」と、見事な復習と煽りコメントを残している。なんだかんだで盛り上がること間違いなしだろう。
(雑誌やマンガ作品に関して、言及のない限り、版元は集英社)

遊戯王 1 (集英社文庫―コミック版)

遊戯王 1 (集英社文庫―コミック版)

カードバトル登場する前、最高

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