「これはイキたい」ラブドールと日本美術のコラボ『人造乙女美術館』展開催で紳士感激!!

1604_jinzouotome.jpg『ヴァニラ画廊』公式サイトより。

 世界中の大人の男性に癒しを与え続けている「ラブドール」で、日本の美人画を再現する展覧会『人造乙女美術館』展が、4月26日より東京・銀座のヴァニラ画廊で開催される。あまりに異様で不気味、だが同時に高い芸術性も感じるこの展覧会にネット上では「ほう、美しい国、日本ですな」「ヘンタイ分野にかけては超一流ですな」「これはイキたいですな」「外国人観光客も積極的に呼ぶべきですな」と多くの紳士が期待の声をあげている。

 人形でありながら生活に密接し、社会性を持ち、何より愛を受けるために創られたラブドール。その中でもオリエント工業製のラブドールは、女性の似姿の中で最も愛を受ける形を極限まで追求した職人技術と、「人と関わり合いを持つ人形」を制作するという志の結晶ともいえる。そしてヴァニラ画廊では過去4度にわたり、オリエント工業の協力の元、不気味の谷を一足飛びで跳躍するラブドールの魅力の系譜を辿り、人形の新たな側面を異なる角度から見つめてきた。

 2007年にこの紳士の芸術劇場は幕を開けた。記念すべき第一回目『人造乙女博覧会 -オリエント工業30周年記念・ダッチワイフからラブドールへ-』では、ラブドールの歴史を紹介。この展覧会は、ラブドールが風船のようなビニール人形だったころから、ラテックス製、ソフビ製、シリコン製の人形に変わり、さらにその人形の顔がどんどん精巧になっていく過程を実物を見ながら、時には“揉み揉み”しながら知ることができる、シリーズの初回にふさわしい内容となっていた。

 そして10年に『人造乙女博覧会2』が開催された。「あの、『人造乙女博覧会』から早3年。可憐なる人造乙女たちは新たな進化を遂げていた」との触れ込みで行われたこの展示会では、第一回と同様にラブドールの歴史を最新版のものを加え紹介したり、特別イベントとして映画『ラブドール 抱きしめたい!』の上映会が行われた。

 12年にはオリエント工業35周年記念特別展示『人造乙女博覧会3 -それは魂を揺さぶる存在-』を開催。人形の持ついわゆる「不気味さ」を排除し、逆に人間的な温もり、性的な魅力を満弁に纏った最新のラブドールや、乳首からワインや牛乳が出てくる「パーティードール」、イスやテーブルとしても使える「人形家具」などの変わりダネも展示された。

 14年の『人造乙女博覧会4』では、過去の展示で評判を呼んだラブドールたちを作り出す「金型」や驚きの「人形家具」とともに、最新のドールをはじめ、ドールの未来ビジョンを提示するような作品まで幅広く展示するなど芸術性の高いものとなった。

 そして16年、「オリエント工業×日本美術」の『人造乙女美術館』が開催される。こちらでは、美術評論家の山下裕二氏監修のもと、日本画家・池永康晟の美人画をラブドールで完全再現し、ドールの持つ美しさと美術表現の新たな魅力と可能性に迫ったり、ほかにも絵画の中から再現した美女たち、近未来を予感させる最新ドールインスタレーションなどを展示予定だ。

 今回の展示は過去のものに比べると極めて芸術性が高いことから、1人でじっくり楽しめることはもちろん、カップルで来ても楽しめちゃうかも!? しかし18歳未満は入場禁止なので、全国の男子学生諸君はラブドールの似合う紳士になるまでは我慢だ。

ラブドール 抱きしめたい! [DVD]

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不気味の谷は乗り越えたか!?

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