「これは予想以上の可愛さ」「教科書も萌えの時代か」中学教科書のエレン先生が可愛すぎてクソコラGP開催＆売り切れ続出の大反響!!

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電柱棒公式サイト『ねこげんき』より。

　中学生の英語教科書『NEW HORIZON』（東京書籍）に登場するキャラクター、エレン・ベーカー先生が可愛すぎることで「マジかよ中学校からやり直してくるわ」「これは予想以上の可愛さですわ」「教科書も萌えの時代か」と、一時はTwitterのトレンドワードでトップになったほど話題になっている。

　エレン先生は、4月5日にある一般のTwitterユーザーが「はぁ？新しく中学校に入学した弟が持って帰ってきた英語の教科書。登場人物可愛すぎない？？？特にエレン・ベーカー先生。惚れた」というコメントと共に、画像を投稿したことを機に、瞬く間に日本全体にその存在が広まった。このツイートはわずか二日間で約5万7,000ものリツイートと、5万ほどのいいねボタンが押されている（4月8日現在）。

　大きな緑色の瞳にブロンドへアーが特徴の、アメリカ・ボストン出身の緑中学のALTのエレン先生は、とても学校の教科書にふさわしくないルックスなのだが（全国の男子中学生が勉強に集中できない的な意味で）、このかわいすぎる彼女を描いたのは、イラストレーターの電柱棒氏だ。電柱棒氏はこれまでに美少女ゲームアプリ『萌えガチャ』（CyberAgent）『ハテシナWish！』（tencross）など数々の場所でイラストを描いている。今回の仕事では、本人も大満足の可愛いキャラクターを描くことができたとのことだ。

　そして、そんな激カワ・エレン先生の人気は日を追うごとに増していき、このところではTwitter上で「#エレン先生クソコラグランプリ」といったものまで開催されるまでにいたった。この大会ではエレン先生の頭が『ストリートファイター』（カプコン）シリーズに登場するキャラクター・リュウの体に合成されて「竜巻旋風脚をするエレン先生」といった具合にさまざまな作品とコラボ（？）していて、「大型巨人を駆逐するエレン先生」、「デュエリストになったエレン先生」、「ジェダイとなりダースベイダーと戦うエレン先生」など、Twitterユーザーがこぞって作品を披露している。

　また、このエレン先生の人気上昇に伴い、再び注目を集めているのが、11年に東京書籍から発売された『ミライ系NEW HORIZONでもう一度英語をやってみる: 大人向け次世代型教科書』（東京書籍）だ。こちらの教科書では平成5年度（1993）から平成8年度（1998）まで、『NEW HORIZON』で使用されていたキャラクターが成長したら？ というストーリーのもと、大人がもう一度英語を学んでいくことができる。

　なんといっても注目すべき点は、色気のかけらもない、目が文字通り“点”だった当時のキャラクターたちが、全身整形をしたかの如くとてつもなく可愛くなっているところ。こちらのイラストも、エレン先生を描いた電柱棒氏が担当しているのだ。

　そんなことから懐かしさと、萌えにひかれて購入する人が続出し、同教科書はAmazonで在庫切れの状況になっている。また、この教科書にはARを駆使してキャラクターが紙面から飛び出し英語を話してくれるという機能も備わっている。

　そこで、試しにルーシー・スミスというキャラクターでやってみると、スマホの画面上では紙面からキャラクターが浮かび上がってきて、ものすごくテキパキした、センター試験英語を思い出すかのような口調で喋りかけてきた。少し声優の萌え声を期待したが、やはりそこは教科書をうたっているだけあって大真面目であった……。

　このように入口は不純でも、大人がもう一度英語の教科書に触れたり、中学生が英語にやる気を出すことは、日本にとって大変良いことではないだろうか。吹き替えや字幕なしでアニメを楽しむため、日本語を勉強する海外のアニメファンも多いと聞くし、“萌え”は、語学の壁を乗り越える大事な燃料といえるのかもしれない!?

レッドソックスファンというのもポイント高い！