悠木碧、竹達彩奈ら豪華声優陣が有名人応援アプリ「DMM.yell」に登場も声オタは不安でガクブル状態!?

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『DMM.yell』の公式Twitter（@dmm_yell）より。

　DMM.comから配信されている、有名人とコミュニケーションをとることができるアプリ「DMM.yell」で、新ジャンル「声優」が追加されることが発表された。出演予定の声優は悠木碧、竹達彩奈、高野麻里佳、Machico、山崎エリイ、伊藤美来、豊田萌絵、大森日雅、鈴木絵理、高橋未奈美、長妻樹里など人気者ばかり。しかし、この声オタ歓喜のラインナップを前に、ネット上では「これには手を出したくないな」「yellにハマったらマジで人生が崩壊するからオタは注意しろよ」と不安視する声や、「声優の振込先公開した方が稼げそう」「声優に課金するゲームね」など皮肉めいたが声が多く上がっている。

　有名人とコミュニケーションがとれるアプリといえば、今回のDMM.yellのほかにも2014年に堀江貴文氏らが作り上げた「755（ナナゴーゴー）」が有名で、同アプリにはAKB48の高橋みなみ、宮脇咲良らほとんどのメンバーが登録しているほか、乃木坂46、三代目J Soul Brothers、さらには秋元康、井上公造といった著名人も多数いる。

　755でのコミュニケーションの方法は、Twitterのように有名人が発する言葉に対して一般人が返信するという、いたってシンプルなものだが、有名人とのコミュニケーションをうたっているアプリだけあって有名人からの返信率も極めて高い。例えば高橋みなみに「たかみな、部活やだー寒い」といった、こんなどうでもいい（？）コメントをしても、「それも青春」と返信をしてくれるほどだ。また、755には「拍手」機能が存在しており、有名人がいいことを言ったり、自撮り画像を載せた際には、みんながこぞって拍手ボタンを連打し、何十万拍手数にもなる。ちなみに拍手は無料で押せば押すほど数は増えていく。

　さて、では今回声優が登場するというDMM.yellだが、このアプリも基本的には755と同じようなかたちで有名人とコミュニケーションが取れることが特徴。755に登録している有名人に比べればマイナーかもしれないが、女性アイドルグループ『SUPER☆GiRLS』『ChocoLe』『HR』『LinQ』などマニアにはたまらないラインナップが揃っている。そしてこのアプリの最大の特徴でもあり、最大の問題点が気に入った子を応援する「YELL」機能だ。

「YELL」とは、有名人と“コミュニケーション”がとれることを売りにしている755に対して、有名人を“応援”できることを売りにしているDMM.yellの一押し機能で、有名人が投稿した自撮り写真などに対して「YELL」ボタンを押すことで、ファンから彼女らへ“愛”を送れるのだ。と、ここまでは755の「拍手」機能と何も変わらないように思えるが、「YELL」は回数制限があり、全てを使ってしまうと、一定時間経って「YELL」ポイントが回復するのを待たなければならない。しかし、“課金”をすればすぐにまた「YELL」ポイントを回復させることができる。

　そして、「YELL」獲得数1位を獲得した有名人は、全国32局で放送中の音楽番組「MUSIC B.B.」のナビゲーターとして出演することができるなど、ファンの応援によってテレビ出演ができてしまうのだ。もちろんこういったシステムをとっているだけに、「らむたんのためにつぎ込むしかないっしょ！」「握手権で応援するよりお手頃やし、結果が目に見えるしええわ」「とりあえず100回YELLしたった」など、将来、問題になりそうな声が、すでに多くあがっている。

　さらには女性アイドルグループ『パステル☆ジョーカー』の有栖麻代が自身のTwitter（@arisumayodaaa）で「今日の23時59分までのyellの数が1位になると、テレビ出演できます！ 最後まで、よろしくお願いします！ まだ始めてない方には、ご協力お願いしたいです」と積極的にファンに課き……「YELL」を求める事態にもなっている。

　こんなことから応援の熱量が異次元級の声オタが、これから声優に「YELL」を送ることを想像するだけで鳥肌ものだ。くれぐれも自身の財力を見誤らないように、適度な「YELL」を送ってほしい。