話題の「N高」入学式に行ってみた！ “現役アイドルも入学”カドカワの学校・N高の顔は虹のコンキスタドールになる!?

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志倉千代丸。

　入学式の最後には、校歌斉唱……というか、校歌初披露が行われた。校歌「代数Nの方程式」の作曲は、『ワンピース』の「ウィーアー！」や『サクラ大戦』の「檄！帝国華撃団」などを手掛ける田中公平。作詞は志倉千代丸理事だ。志倉理事によると、校歌は「普通の校歌は、学校が伝えたいことが歌詞になっていたりすると思うのですが、生徒目線で書かせていただいた歌詞になっている」、“日本一難しい校歌”だとか。

「GearVR」を使って、バーチャルリアリティ空間を体感。校旗掲揚では、みんなが上を向くという端から見たら不思議な光景も。

　さて、このネットの高校。一体、どのような生徒が通っているのだろうか。読書や音楽鑑賞が趣味だというある生徒は、オリジナルの小説を書く創作活動が好きで、それを続けているという。長年、既存の学校に適応できず不登校になっていたが、N高なら自分にピッタリだと感じたそうだ。母親も「今の管理される学校体質は苦手だったようです。N高は、個人個人の好きなことを伸ばす教育方針なので、好きなことに打ち込んで、力を発揮してほしい」と話す。

　また、人と関わる生活をあまりしていなかったという生徒も、インターネット上の小説を読むのは好きで、自分も恋愛ものからギャグまで幅広いジャンルの作品を書いているそうだ。父親から小説の勉強をしてみてはどうかと、N高を進められたという。父親も「既存の高校にはない自由な学校に入ることで、どう成長していくのか楽しみです」と期待十分だ。母親も「今まで人間関係が好きでないというか、積極性がなかったのですが、こういう高校は自分から積極的にならないとなかなか進めないと思います。N高は、子どもの積極性を引き出してくれると思い、期待しています」と子どもの可能性に期待を込めた。

 
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