『サンダーバード』新シリーズに旧キャストの黒柳徹子が出演決定!! 不安もあるがNHKの粋な計らいにファン涙

1604_tetukobird.jpgNHKアニメワールド『サンダーバード ARE GO』より。

 2015年10月よりNHK 総合テレビにて放送中のCGアニメ『サンダーバード ARE GO』。今月9日からは第1シーズンの後半に突入し、ますます盛り上がりを見せている同作に、黒柳徹子のゲスト出演が決まった。このビッグサプライズに「マジかよ!」「こりゃまた凄いな」「どういう配役で出るのか楽しみだ!」と期待をのぞかせるファンがいる一方で、「もう滑舌悪くなっちゃったからな」「大丈夫かな」「話題先行のキャスティングじゃありませんように」と不安を募らせている人も。

 イギリスの映像作品プロデューサー、ジェリー・アンダーソンによる数々の革新的な技法により、1965年にイギリスで誕生した、人形劇によるドラマ『サンダーバード』。日本でも、1966年のNHK総合での放送を皮切りに、67年はTBS、70、74年にテレビ東京、80年にもTBS、87年はフジテレビ、92年はテレビ東京、03、4年はNHK教育と、局をまたいで幾度もの放送がされてきた。

 人命救助をテーマに災害や事故に勇敢に立ち向かう国際救助隊(インターナショナル・レスキュー)の姿を描いた同作は、社会現象になるほどの人気を博すのみならず、日本の特撮やアニメーションにも多大な影響を与えた。そして2015年、50年の時を経て新シリーズが始動。お馴染みトレーシー家の5人兄弟の活躍を、CGアニメーションとミニチュアセットの融合というユニークな表現手法で新たに描く、生まれ変わった『サンダーバード ARE GO』で新たな伝説が始まった。

 キャストにはスコット・トレーシー役に浪川大輔、バージル・トレーシー役に花輪英司、ゴードン・トレーシー役に柿原徹也、ジョン・トレーシー役にKENN、アラン・トレーシー役に村瀬歩と人気・実力派声優が名を連ね、「声優豪華だしとにかく面白くて困る」「サンダーバード声優の少し早口でキビキビとした喋り方、いいなあ。今の作品じゃああいう演技しないもんなあ」「久しぶりにアニメを見たけどこれは良いね」など若者から大人まで、幅広い層からの支持を得ている。

 そして、本作最大のサプライズとして黒柳徹子の出演が決定した。徹子は66年の『サンダーバード』で美人諜報員のペネロープ役で声優経験があるほか、人形劇『ひょっこりひょうたん島』(NHK系)でおしゃべりな魔女・ペラを、95年には劇場アニメ『アンネの日記』で戦争の中で強く生きる女性・ペトロネラを演じているので、演技に期待をもつ者も多い。しかし、82歳という高齢から滑舌や健康面についての心配をする声も。

 だが、66年のシリーズでジェフ・トレーシー役を務めた小沢重雄や、ジョン・トレーシー役の桜井英一、ブレインズ役の大泉滉、パーカー役の今橋恒、フッド役の西田昭市など旧キャストの多くは既に亡くなっており、今回の徹子のように旧キャストが新作に出演するのは、ファンにとって感慨深いものがあるらしく「正直演技や滑舌には期待してない。出てくれるだけでうれしいんだよ」「徹子の出演は旧作を見てる人にとっては涙ものなんや」と、このNHKの粋なキャスティングに称賛を送っている。

 また、66年の『サンダーバード』ではペネロープ役を演じたものの、『サンダーバード ARE GO』では同役を清水理沙が演じている。“美人スパイ役”という設定が公表されているだけで、徹子がどのキャラクターを演じるのかは空かされていないため、予想合戦もファンの間では白熱しているようだ。

 これをきっかけに、子どもも大人もハマる『サンダーバード』が再び日本でブームとなり、家族でアニメを見る時代が戻ってくることを期待したい。

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