痛いアイドルがリングで火花を散らす!? “痛ドル”の自由過ぎるプロレスパフォーマンスとは……?

1604_itadol_s“痛ドル”たち。

 半年に一度の“痛い”祭典がやってきた!アイドルなのに「痛さ」を売りにする痛いアイドル“痛ドル”。そんな彼らのイベントが、3月26日、東京・北千住にあるシアター1010の稽古場で行われた。

 しかも、今回は『痛ドルプロレスリングライブ~私たち、本当に痛いことはできません~』というタイトル通り、なんとなぜかリングを設置してのライブ。主催のさちこがプロレス好きかと思えば、まったくプロレスを知らないというから、また痛い。リング上で痛ドルがパフォーマンス対決をするという謎シチュエーションの“試合”を、勝利者インタビューを交えながら、今回も痛さ全開でレポートしよう。

■痛ドルは見た目とパフォーマンスがイコールじゃない!?

1604_itadol_17.jpg十四代目トイレの花子さん

 1st Roundは、マスクメイドとカメレオール(青コーナー)対、十四代目トイレの花子さんとりなんなん(赤コーナー)。戦いは、振付師やダンサーとして活動するマスクメイドからスタート。が、マスクメイドがキレのあるダンスで会場を湧かせる中、それを鑑賞しながら平然とお菓子を食べ始める十四代目トイレの花子さん。これは応戦なのか、出だしから自由過ぎる……。

1604_itadol_02りなんなん
1604_itadol_03カメレオール

 対するりなんなんは、「きゅるりん」を語尾に付け痛々しいかわいらしさを出していたが、歌唱したオリジナル曲「恋のツインテール」ではその見た目と反し、オペラ歌手のような太くて声量のある歌声で魅せる。人は見かけによらないのが痛ドルだ。

 同様に、「職業怪人」のカメレオールも、怪人ならではのアクションが飛び出すのかと思えば、リング上に一輪のお花を置き、それを見つめながらほのぼのとした雰囲気を醸し出す。これには、審判のうえぽん(さむらいサーカス)が思わず笑いをこらえる一幕も。そして、十四代目トイレの花子さんも、荒々しいシャウトやランドセルの中身をぶちまけるほどのヘッドバンキングなど激しいパフォーマンスをみせた。

 試合の判定は、ドロー。勝敗は白黒を付けるということで、オセロ勝負で決めることとなり、マスクメイドとカメレオールが勝利した。

◯勝利者インタビュー

1604_itadol_04マスクメイド

・マスクメイド
 ずばり勝因は、りなんなんはオセロが下手過ぎたということです。意表を突くという意味で、カメレオールのパフォーマンスもよかったと思う。

・カメレオール
 パフォーマンスは、変わり種をやるのが得意なので、勝った要因はそこかな。マーちゃんもどこにいても無難にこなす子だから、ある意味、トップバッターに向いている子なの。戦術勝ちです。

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