また爆死か? 『FFXV』アニメ化&映画化に「チャレンジャーすぎる」の声 歴代の映像作品を振り返りながら命運を予測!!

1604_ff01.jpgアニメ『BROTHERHOOD FINALFANTASY XV』公式サイトより。

「ファイナルファンタジーを、本来のチャレンジャーの姿に立ち返らせたい。なぜならファイナルファンタジーとは、今の居場所に安穏として居続けるものではなく、闘いを挑み続ける存在だからです」

 これは、スクウェア・エニックスが3月31日にアメリカ・ロサンゼルスで開催したイベント「UNCOVERED FINAL FANTASY XV」にて、FFシリーズの父である坂口博信氏が口にした言葉だ。この日の発表で、PS4/Xbox Oneソフト『FINAL FANTASY XV』(以降、『FFXV』)が今年9月30日に発売決定となったのは、先日も(http://otapol.jp/2016/04/post-6250_entry.html)お伝えした通り。

 本作は、2006年に発表されたゲーム『FINAL FANTASY Versus XIII』のタイトルを変更して開発されたという経緯があり、実に10年越しとなる大作の発売日が決定とあって、世界中のファンから喜びの声が上がった。しかし一方で、同イベントで発表された別の内容について、「チャレンジャーすぎる」と懸念を示す声も上がっている。それは、本作のスピンオフ企画であるオリジナルアニメ『BROTHERHOOD FINALFANTASY XV』と、長編フルCG映画『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』の製作だ。

1604_ff02.jpgCG映画『FINAL FANTASY(スタンダード・エディション)』ジャケット

■総額5000万ドル! 思い出される映画『FF』の歴史的大赤字

『FF』シリーズの映像作品といえば、2001年に鳴り物入りで公開されながらも、5000万ドル(56億円)以上の赤字を叩きだした、忌まわしきフルCG映画『FINAL FANTASY』(以降、映画『FF』)を思い出す人も多いだろう。実はそれ以前にも、1994年に発売された知る人ぞ知るOVA『FINAL FANTASY』(制作:マッドハウス)や、前述の映画の不振により打ち切られた01年放送のTVアニメ『FF:U ~ファイナルファンタジー:アンリミテッド~』(制作:GONZO)など、ゲームの大ヒットぶりと比べて、今では黒歴史のような扱いを受けてしまっている作品ばかり。『FF』の映像作品化=爆死というイメージがどうしても付きまとってしまっているのが現状だ。

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