『サザエさん』に卑猥なものが映って視聴者騒然!? さらにタラオも本性全開で『バンキシャッ！』から王座奪回を目指す!!

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『サザエさん』公式サイトより。

　今月3日のTVアニメ『サザエさん』（フジテレビ系）は、『デパートの夫たち』『がっちりタラちゃん』『春らんまん写生会』の3本が放送された。そして、この回でのタラオの言動、『春らんまん写生会』での卑猥な内容の数々が注目されている。

　まずこの日最初に放送された『デパートの夫たち』では、マスオの親友で老け顔の27歳・アナゴさんが登場しただけでも、ネットでは「若本キター！」「ぶるあああああああああああ」と、大盛り上がり。アドリブが禁止されていると噂の『サザエさん』の中でも、アナゴさんの声優・若本規夫は、語尾の言い方を工夫するなどの方法で存在感を発揮し、「さっきからアナゴさんの語尾で草」「こんなに語尾の音上がってたっけ？すごいツボなんだけど」「若本さんのあなごさんやっぱ喋り方面白いwww」と大絶賛を受けている。ちなみに若本はアナゴさんの名前の由来となっている穴子が嫌いだそうである。

　開幕アナゴさんで視聴者のハートをグッと掴んだ今週の『サザエさん』。しかしこの次の話『がっちりタラちゃん』では、ハイエナ・ノリスケと対をなすネット界の嫌われ者、タラオがメインだったことで先ほどのハートフルな雰囲気は一転。

　タラオと言えば一見礼儀正しい良い子に見えるが、「自尊心が異常なまでに強い」「マイナス思考」「自分の責任を他人になすりつける」「ひとりでは何もできないくせに偉そう」「走るときの音が気に入らない」といった理由から、なぜかネット上では異常なまでに嫌われている。公式サイトのプロフィールでも「素直で優しい子でありますが、頑固な一面も…」との記述があることから、公式でもタラオは曲者という認識はあるようである。

　そして『がっちりタラちゃん』では、嫌われ者になるべくしてなったんだな、と思われる言動を次々に披露する。「自身の食べていたどら焼きをマスオに一口与え、その一口が大きかったといちゃもんをつけて、新しいどら焼きをせがむ」「三輪車に乗りカツオに背中を押させ、目的地まで自分はこがない。そして目的地で用事を済ませた後に迎えを要求し、帰路でも背中を押させる」「友人のリカちゃん宅で御馳走になったケーキをわざと半分残して家に持ち帰り、家で用意されていたケーキと合わせて一度に大量に食べようとする」といった行動に対して、「調子に乗りすぎだろ……これは親として恥ずかしくなるレベル」「タラヲ食い意地汚過ぎるだろ」「厚かましいにもほどがある」「タラヲは昭和の子供の意地汚さと平成の子供のワガママさのハイブリッド」とネットでは炎上騒ぎとなった。

　だがこのタラオ事件以上に今回視聴者の注目を浴びたのが、この日最後の話『春らんまん写生会』だった。「射精会キター」「射精回だと？」とタイトルが発表されるやいなや、曲解・聞き違いネタで盛り上がってはいたのだが、なんとこの話は本当に卑猥な内容で溢れていたのである。

　カツオたちが学校の写生会で訪れた、動物園で事件が起こった。カツオは友人の中島たちとともにキツネを描こうとキツネ小屋に訪れたのだが、そこにいたキツネが、まんまるとしたタヌキのような体系で鼻は男性器のような形をしていたのである。完全アレにしか見えないその姿に、「珍獣キター」「作画崩壊にも程がある」「放送事故か」「いやらしい鼻」「ちんちんギツネ」「鼻がチ〇コな件」「どうみてもチ〇コ」と大きな反響が起こった。

　さらに、唐突に“おたまじゃくし”というワードが出てきて「射精におたまじゃくしだと？」「意味深すぎる」「精子ですね」とネットでは声が上がり、タラオが“十人十色”を“じゅうじゅうとろろ”と聞き間違えると「とろろとか射精とかチ〇コとかおたまじゃくしとかもう確信犯だわ」と、とても日曜夕方放送の国民的アニメとは思えない感想が並びたてられるうちに、この日のサザエさんの放送は終わった。

　2015年度の平均視聴率では、ついに裏番組の『真相報道バンキシャ！』（日本テレビ）に負けてしまった『ちびまる子ちゃん』＆『サザエさん』の黄金コンビ016年度は是非今回のように大きな話題を提供し続け、ネットファンの熱い応援を背に見事トップに返り咲いてほしいものだ。