平野綾のニューヨーク留学をオタクも祝福!! アニソンフェスで見せた圧倒的な実力と輝く舞台女優としての顔

『平野綾』オフィシャルブログより。『平野綾』オフィシャルブログより。

 声優で女優の平野綾が、自身のラジオ番組『AYA Means I Love You』で4カ月間ニューヨークへ留学することを発表した。6年以上続いた、レギュラーキャラの声優を務めるTVアニメ『FAIRY TAIL』(テレビ東京系)が今年の3月をもって一区切りとなり、3年間続いた『AYA Means I Love You』も終了し、このタイミングしかないと平野綾は説明するも、急な決定にファンは動揺を隠せなかった。だが「たくさん吸収して、元気で帰ってきてください!」「なんだかんだ言って好きな声優だわ、頑張れ」「やりたい仕事見つけたんならそれをやればいい」と、平野綾を温かい気持ちで送り出しているようだ。

 平野綾は1998年に子役として芸能活動をはじめ、2001年にTVアニメ『おとぎストーリー 天使のしっぽ』(WOWOW)で声優デビュー。19歳になる06年には『涼宮ハルヒの憂鬱』で初のTVアニメの主演を務め、歌手活動でもセカンドシングル『冒険でしょでしょ?』が週間シングルランキングでトップ10入り(オリコン調べ、以下同)するなど、名実ともに声優界の頂点に君臨。

 だが次第に、タレントとしてTV番組への顔出しでの仕事が増えたことや、出演した番組での発言などが、アニメ・声優ファンからの反発にあうように。11年にはLantisでの音楽活動を終え、所属事務所も移籍。さらに12年にバンドマンとのスキャンダルが報道されてしまった。スキャンダル前のシングル『Hysteric Barbie』が週間シングルランキングで9位だったのに対し、スキャンダル後のシングル『TOxxxIC』は24位、続くシングル『Promise』も34位と、目に見えてファンは離れていった。

 そしてこの頃から舞台の仕事が増え始める。11年の初舞台『嵐が丘』では主演のLUNA SEAのボーカル河村隆一とのラブシーンを演じたり、子役の頃から培った演技力、声優を通して磨いた声量を披露するなどの新たな一面と、それまでの経験を生かした能力をフルに発揮して観客を圧倒した。その後も、『レ・ミゼラブル』『モーツァルト!』など、毎年コンスタントに舞台に出演。また、ファンが離れたと言えど、『ガールズ&パンツァー』(TOKYO MXほか)でアリサ役、『テラフォーマーズ』(TOKYO MXほか)でサンドラ・ホフマン役、『寄生獣 セイの格率』(日本テレビ系)でミギー役など人気アニメにも多く出演し、舞台活動と並行して声優活動も行っている。

 そして今年の3月31日には平野綾自身も久々と語るアニソンフェス「ANISON HISTORY JAPAN!!」に出演。そこで『涼宮ハルヒの憂鬱』の楽曲『God knows…』『Lost my music』『Super Driver』をフルサイズで歌いあげ、観客は大盛り上がり。「平野綾くっそ最高だったわ」「平野綾の部分があまりにも強過ぎた」「ハルヒメドレー、控えめに言って神」「平野綾がハルヒを楽しそうに歌っただけでチケ代の価値あった」「平野綾が何もかもすべて持っていった」「やっぱりこの人凄いわ、実力は今でも断トツで声優トップクラスだよ」と大絶賛を受けた。さらに同イベントの司会を務めた人気若手声優・芹澤優も、自身のTwitter(@iRis_s_yu)で「わたしの原点であり超憧れの人平野綾さんともご一緒しました!!お写真とってくれた、、、生きてて良かった、、、ありがとうございました(;_;)」と2人のツーショット写真を載せ、感動の言葉を口にしている。

 好きな声優ランキングでは圏外、今回の留学もそこまで話題にならないなど、一時期の人気はすっかり消えてしまった平野綾。留学は舞台のためかもしれないが、声優としての実力もまだまだトップクラスなので、また彼女がアニメ業界で輝く姿を期待したい。

平野綾のニューヨーク留学をオタクも祝福!! アニソンフェスで見せた圧倒的な実力と輝く舞台女優としての顔のページです。おたぽるは、声優アイドル&声優の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!