「ゲシュタルト崩壊しそう」『おそ松さん』愛が試されるパズルゲーム『パズ松さん』が無理ゲーすぎて腐女子たちの精神崩壊!?

編集部

2016.04.03

――日夜膨大な量がリリースされるアプリゲーム関連情報。注目情報から世間の反応までを概観します。（週2回更新予定）

■『パズ松さん』

『パズ松さん』リリースより。

　ディ・テクノが3月25日より、社会現象を起こした大人気TVアニメ『おそ松さん』（テレビ東京系）のスマートフォン向けパズルアプリ『パズ松さん』を、iOS/ Android にて配信を開始した。アニメは3月28日に多くの女子たちの涙とともに最終回を迎えてしまったが、こうしてまた松野家の6つ子たちと出会えるということで腐女子たちは「ちょっおまっ、えええええええええ！」「おいィィィィィィ！最高過ぎるだろおおぉぉ！」と歓喜の雄たけびをかますかと思いきや、このゲームのある点から「ゲシュタルト崩壊するうううぅぅぅ」「深刻な眼精疲労ですわ」と悲鳴をあげている。

『パズ松さん』のルールは簡単、「6つ子のブロックを3つ以上そろえてドンドン消しちゃおう!!　むずかしさは【普通】＜【激ムズ】＜【無理】の3種類があるよ!! 6つ子への愛が試されてると思ってみんなガンバってね!!」と公式では説明されており、一見『ぷよぷよ』（コンパイル／SEGA）や『テトリス』、今でいうなら『パズル＆ドラゴンズ』（GungHo）のような、シンプルで誰にでも遊べるようなものを想像してしまうが、この『パズ松さん』はそうではないのだ。

　まず、『おそ松さん』を知っている人なら「6つ子のブロックを3つ以上そろえて」の記述の時点で、すでに若干“無理ゲー”の予感を感じている人も多いことだろう。理由はもちろん、6つ子の顔がほとんど同じことが関係している。じっくり鑑賞できるアニメならば見分けるのは容易なのだろうが、何せゲーム中なのだ。プレイヤーたちは、「『パズ松さん』始めたけど【普通】ですでに見分けがつけられない」「画面のみづらさが半端じゃない」「パズ松むずくない？え？めっちゃ無理なんですけど、普通で無理なんですけどドユコト」と、ゲームで1番イージーな【普通】モードでも大苦戦しているもよう。

　ちなみに【普通】では「6つ子のブロック」それぞれに色がふちどられており（おそ松は赤、カラ松は青、一松は紫など）、一般人でもちょっと難しいパズルゲームといった程度の感覚でプレイできる。しかし、【激ムズ】になるとふちの色は消え、6つ子のそれぞれの顔で判別するしかない。これには腐女子たちも悪戦苦闘し、「『パズ松さん』の【激ムズ】が6つ子という特性をフルに活かし過ぎていて笑える」「楽しく…はないねこれ？ ww」「やばすぎだろ全然できねえ」「顔の違いは分かるのに色がないだけでこんなにも動揺するのか」「悔しい、私の6つ子への愛はこの程度だったのか」と、お手上げ状態だ。

　だが、そんな中でも上級腐女子たちは「目より口元で見分けるんだ！」「見える、見える見えるぞ～！」「6つ子への愛が試されてるんだ！」「愛があればこんなの余裕ですから！」と、【激ムズ】を攻略しつつある。

　そしてそんな上級腐女子たちに公式が用意した最後の試練が【無理】だ。このモードでは「6つ子のブロック」の顔が全て黒で塗りつぶされており、シルエットだけでブロックを揃えるしかない。顔を見てもほとんどわからいないのにシルエットのみとはまさに【無理】で、さすがの上級腐女子たちも「シルエットはアカーン」「【激ムズ】が本当に激ムズだったんだけど【無理】は本当に無理だった」と、ついに負けを認めるのだった。ちなみにこの【無理】モードの攻略法としては「アホ毛の数」「顔の向き」を参考にするといいらしい。

『パズ松さん』ではこのような【激ムズ】【無理】モードが、自身のランクに応じて解放されていくので、「我こそが世界で一番6つ子を愛している！」と思う人は是非挑戦していってほしい。正直【無理】モードを解放できればもう十分、6つ子への愛は証明されるだろう。しかしゲームをやり込み過ぎて、ゲシュタルト崩壊を起こし6つ子の顔すらわからなくなってしまうのには注意しよう。