自分の“分身”がどこでも出現するMSの“ホロポーテーション”技術がスゴイ!

■開発者向けホロレンズの出荷がはじまる

 Oculus RiftなどのVRゴーグルの話題の影に隠れてしまっている感もあるが、マイクロソフトのMR(ミックスドリアリティ)ゴーグルであるこのホロレンズも、着々と市販化を目指して開発が進んでいるようだ。先日には開発者向けホロレンズのデベロッパーズキットが出荷されている(現状ではアメリカ、カナダのみ)。価格は3000ドル(約34万円)。この「デベロップメント・エディション」には、ワイヤレスコントローラの「クリッカー(Cliker)」や充電器なども含まれている。

「ホロレンズ」紹介動画 「Microsoft HoloLens」より

 他のVRゴーグルと異なり、ホロレンズは電池を内蔵しOSにWindows 10を搭載しており、PCやスマホなどに接続せずとも、機能する独立した端末になっている。もちろんBluetoothとWi-Fiでの接続も可能だ。連続動作時間は一般的な使用では約5.5時間、パワーを要する使用でも約2.5時間は動作することがこの1月に発表されている。

 ゲーマーにとっては現在開発中といわれているMRシューティング『RoboRaid』や、MRアドベンチャー『Young Conker』なども、いったいどんなゲーム体験をもたらしてくれるものになるのか楽しみだ。今後開発が本格化するホロレンズの動向にチェックが欠かせなくなってきたようだ。
(文/仲田しんじ)

【参考】

・Gizmag
http://www.gizmag.com/microsoft-holoportation-hololens-virtual-reality-hologram/42501/

・「Hololens」公式サイト
https://www.microsoft.com/microsoft-hololens/en-us

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