■400台を超えるピンボールが展示されたイベント
ピンボールをVRで楽しむ時代がやってくるとは、意表を突かれる感があるかもしれない。現状ではマニアではない一般の人々にとって、実際にピンボールを楽しめる場所と機会は昨今どんどん減っているようだ。そんな中、海の向こうのアメリカでは先日、「テキサス・ピンボール・フェスティバル2016」が開催されていた。
先の3月18日~20日の3日間にわたって開催された「テキサス・ピンボール・フェスティバル2016」は、市内の2ヵ所のホテルとコンベンションセンターの計3つの会場で開かれ、1930年代のビンテージ物から、2015年製の最新マシンまで400台を超えるピンボールが展示され、参加者をゲームに熱中させた。またピンボールに加えて、80年代のレトロなビデオゲーム筐体も数多く展示されたということだ。
このテキサス・ピンボール・フェスティバルは、2001年にバージニア州アーリントンで開催された、ピンボールのオーナーとコレクター、そしてファンが一体となった“Pinarama”というイベントが発端になっているという。オーナーとコレクターの売買の場である色彩が最初は強かったものの、毎年開催を重ねているうちにプレイを目的にした来場客も増え、年々規模が大きくなって今日に到っている。2003年からテキサス州内で開催することになり、同イベント名になったということだ。
こういうイベントでもなければ、ますます実機に触れられなくなっているピンボールだが、ネットで調べればそれなりに設置場所の情報は出てくる。今後はさらに難しくなりそうなので、もし興味がある向きは今のうちに楽しんでみてはいかが。
(文/仲田しんじ)
【参考】
・「テキサス・ピンボール・フェスティバル」公式サイト
http://texaspinball.com/tpf/
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