ガンダムシリーズで異彩を放つ『鉄血のオルフェンズ』第二期決定でファン歓喜!! 泥臭く生々しい描写が視聴者を虜に!?

1603_tekketsuniki.jpg『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』公式サイトより。

 3月27日、TVアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』(MBS・TBS系、以下『鉄血のオルフェンズ』)の最終/第25話が放送され、2016年秋より第2期が放送されることが発表された。公式Webサイトではすでに「2016年 秋 鉄華団、再び」とのメッセージが表示されていて、これを見たファンからは「2期も期待してるぜ。久々、まじめに観てるガンダム作品」「これは視聴確定」「オルフェンズ終わったら本気出すつもりだったのに先送りになっちまったな」「視聴率悪くて打ち切りとも思ったのに」と、歓喜の声を上げている。

『鉄血のオルフェンズ』はTVアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(フジテレビ系)、『とらドラ!』(テレビ東京系)や劇場アニメ『心が叫びたがってるんだ。』で監督を務めた長井龍雪氏と岡田麿里氏がタッグを組んで制作した作品。長井氏は高校生の時に『新世紀エヴァンゲリオン』(テレビ東京系)を観て衝撃を受け、『ガンダム』シリーズの生みの親、富野由悠季氏のつくる生々しい人間描写が自身の作品に影響を与えたと語っている。

 そのためなのか、長井氏の手がけた『鉄血のオルフェンズ』は、少年たちの絆や挫折、成長といった人間ドラマと、精妙な心理描写に重点を置いており、シリーズの“原点回帰”的な作品とも評されている。

 戦闘描写では『ガンダム』の代名詞ともいえるビーム兵器を排除するという思い切った挑戦をしたためか、「モビルスールの戦闘が地味だわ」「ビーム兵器ないと違和感」「オルフェンズ戦闘おもろいけど、やっぱビームライフルやミサイル飛び交う戦闘見たい欲求が満たされない」など、派手な戦闘が見たい層からの不満は噴出したものの、「ビーム兵器が無いだけで戦闘がここまで面白くなるとは」「派手じゃないからこそ戦闘シーンに緊張感があると思う」「オルフェンズがビーム兵器禁止したのは大正解だったな。実弾&鈍器で殴りあう、ってのがMS戦闘にすごくマッチしてた」といった、ファンの価値観をも変えてしまうほどの大絶賛も受けている。

 さらにストーリーも「久しぶりに泥臭い畜生主人公でドンハマり」「TVシリーズでは1番泥臭いガンダムだったね」「近年稀に見る泥臭いガンダム」と、泥臭さが目立つものでそういったことからかガンダムおじさんからは、一定の人気を獲得。

 しかし一方で、視聴率は低迷。同番組が放送されているTBS系での日曜日の17時00分から17時30分の枠で『STAR DRIVER』(TBS系)が記録した歴代最低視聴率と言われている1.2%に肉薄する数字、1.3%を第18話で記録するなど不本意な結果となり「あんなに面白いのになんで?」「好きか嫌いかはっきり別れる作品だからな」「面白いけどガンダムではないのかも」「最新話を公式が公開してるから」と、ファンの間でさまざまな憶測が飛んでいた。

 当初からの予定通りではあったのだろうが、こうして第2期の制作が決定したのには、根強いファンの支えとともにグッズやガンプラの売れ行きが好調な点も、見逃せないだろう。「amazon」のプラモデル・模型の売れ筋ランキングでは『鉄血のオルフェンズ』のガンプラが上位を独占しているし、Blu-rayの売上もそこそこ順調なセールスを記録している。

 第2期では熱狂的なファンとともにライトなファンも獲得し、視聴率の面でももっと人気が出ることに期待したい。

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