声優・村川梨衣のバラエティ番組出演にファンは恐怖・好奇・歓喜の気持ちが複雑に絡みあう!?「第2の金田朋子になってしまう!」「約束された放送事故」

2016.03.28

『村川梨衣』の公式Twitter(@RiEmagic)より。

 永遠の12歳“りえしょん”こと声優の村川梨衣が、3月29日に放送される地上波の人気バラエティ番組『中居正広のミになる図書館』(テレビ朝日系)へ出演すると発表された。ネット上の声優ファンは「約束された放送事故」「地上波にあれ出したらアカンって」「やばいドキドキする」と、ざわめいている。

 りえしょんは1990年6月1日生まれの12歳(自称)で、「チョコのお菓子とうなぎとクリームソーダ大好き!うさぎねこわんちゃん! 一人前の魔法使いになるのが夢~ゲームピコピコらぶ!」な、自称・元気でおちゃめな頑張り屋であり、他称・落ち着きのないハイテンション娘だ。小学生の時にTVアニメ『HUNTER×HUNTER』(フジテレビ系)を見て、ゴンに憧れ、キルアやクラピカに会うために声優を目指したらしい。そして高校卒業後に声優の専門学校に進学、2011年にTVアニメ『FAIRY TAIL』(テレビ東京系)のココ役で声優デビューを果たした。

 デビュー後は持ち前の天真爛漫さ、真摯に仕事に打ち込むまじめな姿勢、愛らしいルックスが評価されたらしく、多くの番組に出演し、先輩声優たちとの絡みで数多くの伝説をつくっていった。中でも、お笑い芸人でも腰が引けるほどのリアクション、暴走トークなどから、事務所の先輩である佐藤利奈に「俳協(東京俳優生活協同組合)の最終兵器」と名付けられたり、丁寧な一面と、ハチャメチャで笑い上戸な一面を持ち合わせていることから、小松未可子に「小林ゆう金田朋子を足して2で割ったような人」と称されたのは有名。

 しかしそんなりえしょんだが、声優としての評価は極めて高い。デビュー作の『FAIRY TAIL』では負けん気の強い元気な少女・ココを、『ビビッドレッド・オペレーション』(TBS系)では病弱な資産家の令嬢・二葉あおいを、『ナノ・インベーダーズ』(BSジャパン)では大人しい少年・タケを、『えとたま』(TOKYO MXほか)では天真爛漫な女の子で、天然バカ・にゃ~たんをそれぞれ見事にこなしてみせるなど、幅広い演技力を備えている。ただ、にゃ~たんに関しては「りえしょんまんまのキャラだろ」「ハマり役とかいうレベルじゃない」「これは正直演じるの楽だっただろうな(笑)」「ラジオのりえしょんのままだった」など、演技をしていない疑惑も!?

 とは言っても、やはり絶賛評価急上昇中の実力派若手声優。今回バラエティ番組にでることで、ハイテンションキャラが弄られ、「金田朋子みたいな売り出され方されるのかな」「カネトモ的な扱いになるの?」「絶対に許さない」「せっかく実力あるのにイロモノみたいな扱いを受けるのはもったいないな」「カネトモも個性派声優だったのが今や完全にバラエティの人だもんな」「ヤバい、声優が変な奴ばっかりだと思われてしまう……!」と、ファンはりえしょんの番組出演に対してあまり乗り気ではないようす。

 だが、中には「金田といい分かりやすいキャラはバラエティに呼べるんだな」「りえしょんくらいしか地上波のテレビに出れる声優はいないんだから頑張って!」など、りえしょんにしかできない今回の仕事を応援する声も。

 果たして今回のテレビ出演はどのような反響が起こるのだろうか。黙って座っていればただの美人声優だが、そんなのりえしょんではない! ファンの想いは、恐怖、好奇、歓喜で複雑に絡まりあっている。

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