トップ > ゲーム > スマホゲーム > 記事詳細  >  > 2ページ目

電子の女神が2年ぶりに降臨! セガ『初音ミク -Project DIVA- X』リリース記念、開発者囲み取材をリポート!!

2016.03.24

上からプレイ画面、「ライブクエスト」、「メドレー」各画面

――本作で一番の見どころとなるのは?

 一番はやはり新しく作った“ライブクエスト”。リズムゲームを通じて楽しい経験をしてほしいですから。リズムゲームを遊びこんだうえで、なお楽しめるように作ったものなので、ぜひ楽しんでほしいなと思いますね。

大坪 今回はいろいろなものを仕込ませてもらって、新しいモノもたくさんあるんですけど、ミクさんが歌うリズムゲームという、原点はきちんと押さえています。安心して楽しんでいただけると思います。

――メドレーも含めて、オススメの楽曲があれば1曲ずつぐらい教えてください。

 1曲といわず、30曲ぐらいあるんですけど(笑)、あえていえば、新しい試みとして始めた「メドレー」があって、新しいゲームにあわせて新しい音源を収録しているんですが、新しい音源でも、ユーザーの方が「入っているとうれしいな」という、定番曲は外さない、ということを、メドレーを取り入れることでできたかなと。ですからメドレーはやっぱりオススメで、これは個人の違いになりますけど、「クールメドレー」は、すごく若い世代のクリエーターが頑張ってくれて、カッコよくなりました。

大坪 僕は「卑怯戦隊うろたんだー」でしょうか。ついにやってしまいましたというか、待望のというか、初期のころからとても人気が高かった楽曲ですから、思い入れもありますし。
林 これは頑張りましたよ。マジメにふざけたことをやる、というところがある楽曲を、しっかりと作ることができました。特撮ファンも喜んでくれるんじゃないかな、と思います。

――最後に、ポスターにある「Xのヒミツ」とは何でしょうか?

 これはですね、一つは未知数。今までのシリーズの財産を引き継ぎつつ、新しいことをたくさんやっているということ。特にシリーズ前々作の『F』(『初音ミク -Project DIVA- F』)の資産を引き継いでいるということで、“X”を傾けると“f”っぽくなると。あと、皆さん学生のころに「Xを求めよ」と数学の授業とかで、散々言われてきたじゃないないですか。『X』といわれると気になるかな、と。まぁ、だから「Xのヒミツ」は「ヒミツ」であると。それぞれの心にある、ということで(笑)。

 また、気になるPS4版も、Vita版をベースに、より高画質・高解像、より快適に、PS4の機能を生かしたものを目指して鋭意制作中。「期待にお応えできるものになりそう」と、2人とも自信を覗かせていたので、こちらも期待したい。

■『初音ミク -Project DIVA- X』
対応機種:PlayStationVita / PlayStation4(2016年秋発売予定)
価格:PS Vita版:パッケージ版、ダウンロード版6,990円(税別)/PS4版:未定
公式サイト:http://miku.sega.jp/x/
(C)SEGA / (C) Crypton Future Media, INC. www.piapro.net

編集部オススメ記事

注目のインタビュー記事

人気記事ランキング