東出昌大はやっぱり“低視聴率男”? 初主演ドラマ『さよならドビュッシー』は惨敗で…

1603_higashide.jpg日本テレビ系『さよならドビュッシー ~ピアニスト探偵 岬洋介~』公式サイトより。

 東出昌大が初めてドラマで主演を務めた日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』(金曜午後9時~)枠のスペシャルドラマ『さよならドビュッシー ~ピアニスト探偵 岬洋介~』。が3月18日に放送され、その視聴率は8.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と厳しいものだった。

 強力な裏番組があったのかというと、決してそうではない。テレビ朝日系『明石家さんまのコンプレッくすっ杯 春の無差別級トーナメントスペシャル』が11.4%、TBS系『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』が10.9%、『わたしを離さないで』が6.7%、フジテレビ系『金曜プレミアム・映画 暗殺教室』が10.0%、テレビ東京系『たけしのニッポンのミカタ!~不況なんて怖くない!?』が8.8%といった具合で、とくだん裏で高い視聴率を取った番組がなかっただけに、事態は深刻だ。

 東出は映画『桐島、部活やめるってよ』(2012年)で注目を集め、NHK連続ドラマ小説『ごちそうさん』(13年度後期)で、主人公・め以子(杏)の夫役を演じてブレーク。その後、映画では、『クローズEXPLODE』(14年)、『アオハライド』(同)、『GONIN サーガ』(15年)で主役を張り、一定の評価を受けた。

 ところが、『ごちそうさん』以降に出演したドラマは、いずれも視聴率が振るわなかった。昨年のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』では、主人公・杉文(井上真央)の最初の夫役を演じたが、いまひとつインパクトが残せず。全話平均視聴率は12.0%で、大河史上ワースト。昨年1月期『問題のあるレストラン』(フジテレビ系/真木よう子主演)は平均9.3%、スペシャルドラマ『永遠のぼくら sea side blue』(昨年6月24日放送/日本テレビ系/有村架純主演)は8.0%に終わっている。

 それだけに、スペシャルとはいえ、初の主演ドラマでどこまで数字を上げられるか注目されたが、8.4%と惨敗。3月19日に放送開始した放送90年大河ファンタジー『精霊の守り人』(NHK総合/綾瀬はるか主演/土曜午後9時~)に主要キャストで出演しているが、この先、民放各局が東出を連ドラの主演で起用するかどうかは慎重になりそう。

 映画では、『ヒーローマニア-生活-』(5月7日公開予定)。『デスノート2016』(秋公開予定)と、2本の主演作が決まるなど順風満帆。その反面、出演するドラマが、ことごとくコケたとなると、今後、テレビから遠ざかり、映画を軸足に据える可能性もある。

 現状、“低視聴率男”と呼ばざるを得ない東出だが、1度は連ドラの主役を張ってほしいものだ。本当に数字が取れないかどうかの判断は、それからになる。そのチャンスは、いつ巡ってくることやら。
(文=森田英雄)

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