『デジモン』の超名曲『Butter-Fly』と主題歌を争った曲があった!? マシリトは有能すぎ!? 80~90年代の東映アニメ人気作品を振り返る本が大反響!!

1603_toei.jpg『東映』オフィシャルサイトより。

 東映アニメーションが2016年に創立60周年を迎えることを記念し、1980年代から1990年代の代表的な東映アニメーション作品を振り返った特集ムック『タイムスリップ! 東映アニメーション 80s~90s GIRLS』(以下『GIRLS』)と『ヒストリー 東映アニメーション 80s~90s BOYS』(以下『BOYS』/ともにメディアパル)を、今月19日に発売した。購入者と思しきアニメファンからは「この頃の作品は激熱が多いわ」「意外に資料が少ない作品が多いのでこれは良い」「コレは買っちゃう!」と、歓喜の声が上がっているようなので、簡単にその内容を紹介してみたい。

『GIRLS』では、『ひみつのアッコちゃん』『おジャ魔女どれみ』といった大人気作品を中心に取り上げ、作品データ、あらすじ、登場キャラクター紹介などが掲載されている。また、アニメ関連グッズの特集「なつかしおもちゃ」では、みんなが一度は見たり、遊んだりしたことのあるであろう、当時発売された大ヒット商品を紹介。「なつかしの魔女っ子アニメ」では、1970年の『魔法のマコちゃん』から続く、魔女っ子アニメの歴史を辿ることもできる。

 さらに同書の後半では『ママレード・ボーイ』『ご近所物語』『花より男子』の原作者・スタッフ対談など、このムックでしか読むことができない貴重な情報が盛り沢山。新世代の少女向け恋愛アニメ『ママレード・ボーイ』は、『セーラームーン』を卒業した子供たちをターゲットとしていたことや、『ご近所物語』が連載準備段階からアニメ化の話が進んでいたこと、『花より男子』のキャストに声優ではなくあえて役者を起用し、スタジオジブリの宮崎駿や高畑勲からほめられたという、あまり世間に知られていない裏話が詰め込まれている。

『BOYS』の方はというと、『ドラゴンボール』『デジモンアドベンチャー』『キン肉マン』といった不動の名作がずらりと揃っている。「主題歌名シーン集」のビジュアルを見ていると、頭の中であの名曲たちが自然と流れ出してしまいそうだ。また、松本零士アニメの歴史や、巨大ロボットアニメの歴史を概観できるコーナーも用意されていて、1970年代から90年代まで続いた伝説の系譜を辿ることができる。

 同書で特に目立つのが、「週刊少年ジャンプ」マンガを原作とするアニメたち。『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』『地獄先生ぬ~べ~』『スラムダンク』『北斗の拳』『聖闘士星矢』『Dr.スランプ アラレちゃん』など、ジャンプ黄金期を彩ってきた名マンガたちの、アニメ化作品を確認できる。

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