「アイドル友達いない」「蛭子能収が憧れ」!?　横山由依より「勝ってる」発言で話題の地下アイドル・たまPとは？【インタビュー】

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■ソロアイドルは、楽屋でしゅんとしてしまう

――話は変わりますが、『聞きにくい事を聞く』でも取り上げられていた、トレードマークのひよこポシェットは、いつから身に着けているのですか？

たまP　2015年10月5日からソロ活動を始めたのですが、その時から持っていたと思います。原宿のサンキューマートで昔買ったやつです。鳥がすごく好きなのと、覚えてもらうために目立たなきゃと思って、身に着け始めたんです。

たまPが選ぶ「楽屋でなくなるものベスト3」。

――盗難防止のため、ひよこポシェットにお金を入れてライブをしていると番組で語っていましたが、そうするようになったきっかけを教えてください。

たまP　アイドルさんが楽屋でお金がなくなったというツイートをしているのを見て、びっくりしたし、あんまりいい気がしないなと思ったのがきっかけです。事務所にいたときは財布とか、出演時にスタッフさんに預けたりできましたが、１人だと預ける人がいなくて心配だったので、ポシェットをお金の管理に使うようになりました。もしなくなったときに、周りの人を疑うのも嫌ですしね。

――ポシェットには、お金以外に入れているものはありますか？

たまP　時々、携帯電話とか家の鍵とか、貴重品全般を入れたりします。ポシェットの中でガチャガチャ鳴っていて、ライブしづらいときもあるんですけど、まあそれよりも貴重品管理は大切なので（笑）。

――では、楽屋でよくなくなるものを教えてください。

たまP　盗られるよりも、楽屋自体が狭いところにぎゅうぎゅう詰めで、カオスなことが多いので、チェキとか充電器をなくしている人を見かけます。

――ということは、物がなくなっても、ほかのアイドルさんとトラブルになることはないということでしょうか？

たまP　お金などを盗まれた人がいたときは、Twitterとかざわついていることがあるけど、盗まれることよりなくす人の方が多いので、トラブルはないです。楽屋は、そんなギスギスした雰囲気はないです。

――でも、ソロアイドルだと、楽屋で肩身が狭い思いをすることはあるのでは？

たまP　肩身は狭いですね（笑）。フリーだし、ソロでまだ始めたばかりだから、自分の身分が低いという自覚があるので、楽屋での存在感は最小限にしています。

――ほかのアイドルと仲が悪いわけではないですよね？

たまP　仲が悪いわけでもないですが、しゃべらないです。ソロの人は自分の本番まで音楽を聴いていたり、自分の世界に入ってる感じがして、グループにいたときはソロの人はとがっているのかなって思っていましたけど、それはたぶん肩身が狭かったり、しゃべる人がいなかったりで、しゅんとしていたからなのかもと、今は思います。

――よく「誰々と共演しました」というような楽屋での写真がTwitterにあがっていますが、そういうのは？

たまP　やっぱり自分の写真だけだと、みんなが飽きちゃうと思って、なんとか声をかけて一緒に撮ってもらったり、声をかけてもらったりするのですが、撮ったあとに「ありがとうございます」と一言お礼を言って、しゅんとなっちゃうことが、けっこう多いですかね。

――たまPさんと仲が良いアイドルは……？

たまP　いないです（笑）。横のつながりが全然ない（笑）。

――アイドルがいると、ファンも推しのアイドルが仲良くしているアイドルのライブも見に来るという良い循環があると聞いたのですが。

たまP　そういう循環があるとわかっているから、大人として仲良くしたり、声をかけたりしていて……ちゃんとやっている人はすごいなと思っています。でも、私も少しずつ声をかけるようになってきました。やっぱり、今までずっとグループという温かい場所にいて、しゃべる人はグループにいたし、つながりとか考えなくても事務所が出演するライブを決めていたので大丈夫でしたが、そろそろ友達が欲しいですね。でも、自分もアイドルなのに、「あ、アイドルだ」と一線引いてしゃべっちゃうので、ちょっとアイドルっぽくない人だと、仲良くなれるかもしれないです。

――では、今後売れていくために、どんなことをしたいと考えていますか？

たまP　初オリジナル曲発表に向けての練習だったりと、やるべきことはやりつつも、ぼちぼちやっていたらずっと地下に埋もれて、おばあちゃんになっちゃうので、とっとと次のテレビカメラを探して、爆発させたいですね。“苦労している次世代アイドル”で小池美由さんが『ゴッドタン』（テレビ東京系）に出ていたりするので、“ガチで苦労している地下アイドル”とか、そういう感じで。

――たまPさんは、どんな感じで売っていきたいのですか？

たまP　正直、まだソロを始めたばかりだから、ブレブレです。二十歳過ぎているのに、ふたつくくりしたり、ポシェット着けたり、なんとも言えないですが、ざっくりと関わったらなんだか楽しいっていう気持ちはファンの方に持ってもらえるように、試行錯誤しています。自分でライブを企画したら楽しいことが見つかるかもと思って、小さい箱（ライブ会場）を借りて、ワンマンをときどきやっているんです。この前は、ダイエット企画のライブをやって、公開体重測定をやったら、びっくりするくらい痩せていなくて引きました。でも、懲りずに、また次のライブを企画しています。

――たまPさんの目標は何でしょうか？

たまP　気になる存在になることです。蛭子能収さんとか、すごいなって思っています。何やっても「なんだこりゃ」って振り向いてくれる人が多かったら、最強になれる気がします。

――まさか目標が蛭子さんとは……。最後に、たまPさんのアイドルとしての武器を教えてください。

たまP　んー……アイドルとしての武器はないです。装備してないのに全裸で戦おうとしているところが、一周まわって武器なのかな。
（取材・文／桜井飛鳥）

■たまP　Twitter
https://twitter.com/ootoritama
■たまP　ブログ
http://ameblo.jp/ootoritama/

「たまPリニューアルLIVE」
～あれ？久しぶりに会ったらいい女～
4月17日（日）＠四谷ハートメン
前売り2,000円＋D
当日2,500円＋D
12時オープン12:30スタート
☆初オリジナル曲発表
チケット予約
https://ws.formzu.net/fgen/S44329558/

◯レギュラー出演中（毎月第2木曜日&その他の週も時々）
下北FM「アイドルライブ情報部☆」21:00～
3月は10日&17日&24日MC出演します。
公開放送ですので生ライブ観覧出来ます。
10日ゲスト・サブガール
17日ゲスト・山木コハルさん（X-21）
24日ゲスト・畠中清羅さん（元乃木坂46）

 
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