“夏コミ以降の同人活動は休止か” 『おそ松さん』の18禁BL同人で炎上していた種村有菜が頒布中止を発表…

1603tanemura_oso.jpg種村有菜(@arinacchi)公式アカウントより。

『神風怪盗ジャンヌ』(集英社)などで知られる人気マンガ家・種村有菜が、自身の同人サークル「目黒帝国」から『おそ松さん』の同人誌を頒布すると話題を集めていたが、急遽発行を取り止めすることを発表したという。

 多くのヒット作に加え、最近では人気アプリ『アイドリッシュセブン』(バンダイナムコオンライン)のキャラクター原案、19日発売の「マーガレット」(集英社)8号からは、新作『悪魔にChic×Hack』の連載をスタートするなど、マンガ家として数々のキャリアを持つ種村。そんな種村だが、近年同人サークル「目黒帝国」で同人活動も活発に行なっており、これまでに『美少女戦士セーラームーン』『うたの☆プリンスさまっ♪』『進撃の巨人』『刀剣乱舞-ONLINE-』の同人誌を頒布している。

 上記の作品を見ればわかるように、最近は女性人気の高い作品を追う傾向にあった種村。その流れで次に注目したのは、今大人気のアニメ『おそ松さん』だった。

「Twitterの“おそ松ツイート”を見る限り、種村先生はかなり『おそ松さん』に熱中しているようです。期間限定で原宿にオープンしていた事前予約制の『おそ松さんカフェ』にも行ったとTwitterで報告しています。どうやら“推し松”は次男のカラ松らしく、2月20日発売の『マーガレット』6号の企画でも、カラ松のイラストを寄稿しています」(腐女子ライター)

 そんな“カラ松Girl”な種村が手掛ける『おそ松さん』の同人誌とあって、注目度はかなり高かったが、発行の取り止め決定に「中止になってよかった」「中止にして当たり前」と安堵する声も多い。

「種村先生は、『おそ松さん』の特定のキャラを題材に、“18禁BL同人”を頒布する予定だったんです。そもそも、BLに限らず同人界隈では『公式に知られてはいけない』という暗黙のルールがありますが、BLは内容が内容なだけにもっと厳しい。種村先生はその認識が若干薄いことを前々からネットで指摘されていました。指摘を受けてか、種村先生は昨年に“鍵付き”の目黒帝国のTwitterアカウントを開設。最近は主にそのアカウント上で『おそ松さん』のBLマンガ・イラストを公開していました。

 しかし、目黒帝国のアカウントを持っていながら、誰でもが閲覧できる種村有菜公式アカウントでも『おそ松さん』の二次創作をするアカウントを次々とフォローしたり、『マーガレット』で公式的に『おそ松さん』のイラストを寄稿した種村先生が『おそ松』の“18禁BL同人”を頒布することなどに反発する声が集中。結果、同人誌の発行取り止めと、参加する予定だった同人イベントも欠席すると、目黒帝国のアカウントで発表しています。目黒帝国の過去のツイートも『おそ松さん』のイラストと共にすべて消去してしまいました」(同)

 今回の件がよほど応えたのか、種村は「すでに申し込みをしている夏コミ少女FC(自作品)以降は同人活動を休止すると目黒帝国のアカウントで伝えている」(同)というが……。

批判が集まってしまう理由もわかるけど、好きなマンガ家さんなだけに複雑……!

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