“あの大手企業”東京ゲームショウ2016出展へ待望の声が上がったワケとは!? なぜかガルパンおじさんもざわつく会見に

2016.03.09

「東京ゲームショウ2016」公式サイトより。

 世界三大ゲームショウの一つである「東京ゲームショウ2016」が今年も9月15日から9月18日までの4日間、千葉・幕張メッセ全館を使用して開催される。

 コンピュータエンターテインメント協会(CESA)による記者会見が2月23日、開催された。現場では出席した関係者たちから、“あの大手企業”出展へ期待する声が高まっていたという。ゲームライターが会見の模様をこう話す。

「会見では理念や出展企業への誘致、さらに昨年注目を集めたVR(バーチャルリアリティ)を集めた『VRコーナー』の新設や、試遊のために大きくスペースをとる『VR体験ゾーン』などが設けられることなどが発表されました。その中で今年のテーマが『エンターテインメントが変わる。未来が変わる。』と明かされたんです。08年から、東京ゲームショウのテーマにはずっと『GAME』という単語が入り続けていたのですが、東京ゲームショウ自体が20周年を迎え新しいステージを迎えるという意気込みが感じられたのが印象的でしたね」

 そんな会見の終了後には業界関係者らによる懇親会もあったといい、そこでこんな話題も上がっていたのだとか。前出のゲームライターが続ける。

「過去、01年の特別招待や、併催される業界向けフォーラム、開催イベントへの関係者の出席以外では、ゲームショウには任天堂が出展していないことで有名なんです。それが長い年月の間に定着してしまい、話題に上げる人も少なかったのですが、今回のテーマにこれまでと違うものを感じた関係者たちの間では、任天堂が出展もあればさらに“未来が変わる”のではと、期待する声もあがっていました。近年、任天堂は自社の展示会だけでなく、『闘会議』にもブースを出すなどしていますが、その『闘会議』を主催しているドワンゴが特別協賛企業として入っているだけに、出展を呼びかけもしやすくなるのではないでしょうか」

 そんなゲーム業界の新たな未来を感じさせる雰囲気も漂ったもというが、「なぜか発表会中のスライド写真の中に、“ガルパン”こと『ガールズ&パンツァー』に登場するIV号戦車D型(H型仕様)の写真が使われている箇所があって、懇親会では“ガルパンおじさん”が『なんであの画像を入れ込んだ!?』と盛り上がってました」(前出のゲームライター)と、遊び心も満載のものになったよう。ゲームの未来がどう変わっていくのか、期待して見守りたいところだ。

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