『プリパラ』が『ミルキィホームズ』を熱烈応援!? ツイッターでトレンド入りする事態も

2016.03.08

TVアニメ「プリパラ」公式アカウント (@pripara_PR)より。

 2月27日からついに公開を迎えた映画『探偵オペラ ミルキィホームズ~逆襲のミルキィホームズ~』(以下、『逆襲のミルキィホームズ』)。その2日後、同29日に放送されたアニメ『プリパラ』(テレビ東京系)がミルキィホームズを熱烈な“援護射撃”していたという。

 この日放送された『プリパラ』第85話は「逆襲のセレブリティ4」と題してのもので、タイトルからして『逆襲のミルキィホームズ』を意識したものに。“セレブリティ4”は『プリパラ』第56話にもゲスト出演した4人組のキャラクターで、“中の人”がミルキィホームズの4人組という豪華なキャスティングとなっている。

 第85話で再登場した彼女たち。紫京院ひびきに「今度こそ私たちがダメダメでないと証明して見せる」と訴えるなど、ミルキィホームズの劇中でよく言われる“ダメダメ”という単語を入れこんだり、ドロシー・ウエストからは「こいつらマジヤバイから~」と、言わしめるほどの暴れよう。しかも、ミルキィホームズを意識したかのようなカットも差し込まれるなど、オマージュが多いと言われる『プリパラ』の中でも存在感を存分にアピールした。このコラボを楽しんだファンも多かったようで、Twitterでもセレブリティ4がトレンド入りするなど、一緒に盛り上がった。

 しかし、なぜ、こんなことが可能になったのだろうか? 『ミルキィホームズ』はTOKYO MX、かたや『プリパラ』はテレビ東京と放送局が違っているのだが……。実はこの2作品、どちらも森脇真琴監督が手がけているという共通点がある。森脇監督は『プリパラ』の監督としても知られているが、かつてTVアニメ『探偵オペラ ミルキィホームズ』の1、2期の監督を務めており、劇場版『逆襲のミルキィホームズ』では総監督として采配を振るうことに。それだけに思い入れも深いようで、『逆襲のミルキィホームズ』初日にも登壇こそしなかったものの熱い思いのこもった手紙を寄せていたといい、自身のTwitterでは「あの4人すごい なんでこんなに普通じゃないのか(笑)」「ジェットコースター降りたみたいな心地よい目眩が」と、感想もつづったりと、楽しんでいるようだ。

 そんな愛情が詰め込まれた影響もあってか『逆襲のミルキィホームズ』は公開2日の興業成績は、全国11館ながら、約1600万円と大健闘で、スクリーンアベレージでは150万円で館アベレージでは首位を獲得し話題となった。今後も両作品でいったいどんな“コラボ”をやらかしてくれるのか、楽しみなところだろう。

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